早期退職

退職金特別プラン ~ やってみた結果はどうなったのか?

[PHOTO : PAKUTASO]


こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。

つい先日ですが、

りそな銀行の「退職金特別プラン」の「3ヶ月スーパー定期」の方が満期

になりました。

参考サイト:りそな銀行の「退職金特別プラン」

ファンドラップを斜に見ていた私が、

早期退職後に頂いた退職金の一部を元手に、

これまで3ヶ月間にわたり実際に特別プランで運用してみました

「退職金特別プランの運用結果はどうだったのか?」

を振り返ってみます。

 

元々ファンドラップに興味がなかった

自分にも一応「株式運用のスタンス」というものがありまして、かれこれ20年以上にわたり個別銘柄を物色しながら運用してきました。

  • 金融資産の1/3くらいを限度に
  • 自分で配当金、株主優待券を受け取りたい
  • 5年とか10年とかの長期保有がメイン

まぁ、

  • 人まかせにはしたくない
  • いま盛り上がっている株には興味がない
  • 数年後に伸びるものを持ちたい

という考えです。

はたから見ると「へそ曲がり投資法」かも知れませんが「自分ではこれが王道」と思っています(笑)。

一方で、

退職金を手にした人に対して「退職金特別プラン」を銀行が用意しています。

「退職金特別プラン」の商品コンセプト:

  • 退職金を受け取った人に対してファンドラップ(お任せ投資信託)や投資信託を売りたい
  • だが、それだけではあまり売れないので
  • 高金利の3ヶ月円定期預金をセットにする(年利7%とか)

でも自分の中では

「退職金を食い物にする売る側に都合がいい金融商品なんじゃないの?」

みたいに斜に見ていました。

※「ファンドラップ」が「ファンドトラップ」に見えてしまい、何か罠があるんじゃないかと(笑)

とは言っても、

「退職金を全て普通預金や超低金利の定期預金で放置するのはもったいないし」

「個別に株式を買い足すにしても限度があるし」(1/3ルールはなるべく守る)

ということで、

「まぁ勉強がてらファンドラップにちょっとだけ付き合ってみるか」

「円定期の利息が入れば、それで良しとする」

という気持ちになりました。

[ヤス父]
戦いとはいつも2手3手先を考えておこなうものだ

 

退職金特別プランに申し込んでみた

退職した後に、住宅ローンでお世話になった銀行にも「退職金特別プラン」があることを知りました。

早速、銀行に行って細かい話を聞いてみました。

(というか向こうから電話がかかってきました。退職金を受け取った人は皆さんアプローチを受けるんだと思います。)

それで私が申し込んでみたのは以下のプランです。

  • 3ヶ月の円定期預金:50% (300万円)
  • ファンドラップ:50%(300万円)
  • 合計金額:600万円
  • 3ヶ月円定期の金利:6-7%
  • 退職金であることを証明できる書類を提示
  • 1人1回しか使えない

※金融機関によって内容は異なりますが典型例として

税引き後の定期預金の利率は5-6%になるので、300万円を預けると3か月後に受け取れる利子は 3-4万円となります。

[ヤス父]
「見せてもらおうか、△△△銀行の退職金特別プランの性能とやらを」

 

運用結果はどうなったのか?

3ヶ月物の円定期の方は、初めから受け取れる金額が決まっています。

3ヶ月物スーパー円定期の受け取り利息(300万円預けた場合):

⇒ 約3万6千円

ファンドラップの方は日々変動していますが、直近1週間くらいの平均値を出してみます。

ファンドラップの評価損益(300万円預けた場合):

⇒ 約+10万円

想定以上に良い結果が出てしまいました。

まだ利益は確定していませんが、600万円を「退職金特別プラン」で3ヶ月運用してみた結果、約13万6千円の運用益が得られたことになります。

この3ヶ月は「市場が回復基調だったというラッキー要素が大きかった」と思っています。

これを年間の利回りに換算すると、

年間の運用利回り:9%

という驚異的なパフォーマンスが出ました。

[ヤス父]
「ええぃ! △△△銀行の退職金特別プランはバケモノか!」

まぁ、

「投資するタイミングが良かっただけ」と自己分析していますが、

最初から「平均的な利回りを狙う」という戦術を取るのであれば、

「ファンドラップも一つの有力な武器になる事がわかったのは収穫」

だったと思っています。

 

長い目で見ると平均化される

ご多分にもれず、私自身も運用益が出ている話ばかりではありません。

企業型DC(確定拠出型年金)については(受け取りは4年先ですが)、2020年3月のコロナショックの直撃を受けて、iDeCoへ移換した時点でキャッシュ化され、「-10万円くらいの運用損が確定」してしまいました。orz

それでもiDeCoへの移換のタイミングが後ろにズレたことで、損失額が1/8になった事はせめてもの救いですが。

10年間「ドルコスト平均法」でコツコツと積み立ててきた企業型DCです。

この10年間では平均すると年利4% くらいは運用益が出ており+50万円~+100万円の運用益がでる予定でした。。

なのに、急転直下! まさかマイナスになるとは思ってもみませんでした。さすがに痛い!!

[ヤス父]
「い、一撃で、一撃で撃破か!」

 

個別の株式運用の方は、かれこれ20年くらい以下のような運用方針でやってきました。

  • 1/3ルールはなるべく守る、最低10銘柄くらいに分散する
  • 5-10年くらいじっくり育てて行く気持ちで
  • 既に話題になっている銘柄、仕手株などには見向きもしない
  • 東証一部上場を中心に物色し、業界上位の企業に絞る
  • 過小評価されている、今後伸びしろが大きい、と思うタイミングで買う
  • 従って金融機関アナリストの推奨銘柄は概ねスルー
  • 自分自身でその会社の商品を購入する・食べてみる・サービスを受けてみてる
  • それで納得できた株のみ長期保有、納得できない場合は売却
  • まとまった出費があるときは一部売却して運用益を確(例:住宅ローンを返済)
  • 本当にダメになりそうなときはロスカットして損失確定

もちろん過去数回の修羅場も経験しています。

最近では居酒屋系の幾つかの銘柄を全てロスカットしました

(イタタタ~)、

いまは逆に買い戻すタイミングを見ています。

でも長い目で見れば、年間の運用利回り 10% くらいは出ていると思います。

株主優待で間接的に節約できている分も「見えない利益」ということで

節約効果はボディブローのように効いているはずです。

こんなスタンスで自分で直接投資するのも(投資する会社を見誤らなければ)良い選択肢と思いう次第です。

以上ご参考になれば幸いです。

 

[ヤス父]
「君は生き延びる事ができるか」

 

参考記事その1:

退職金の使い方と運用方法

参考記事その2:

退職金特別プラン ~ やってみた結果は? Part2

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