こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
私は自転車や自動車を自分でメンテナンスするのが好きです。
もともと機械いじりや電子工作は好きな方で、
実家が自動車やバイクを相手にする自営業を営んでいるせいか、
学生の頃から自動車のオイル&フィルター交換や
自転車のパンク修理は自分でやっていました。
私が乗っている自転車ですが、1990年代後半に会社の同僚から
安く譲ってもらったブリジストン製のマウンテンバイクです。
当時としては珍しい部類のアルミのフレームが、
軽量かつ剛性が高くて通勤で毎日乗っている内に
大変気に入ってしまい、かれこれ20年にわたり
パーツを色々と交換しながら乗り継いでいます。
よって3~5年毎には「比較的手の込んだ自転車のメンテナンス」
をすることになるのですが、
私なりの節約術として、自転車パーツや工具をよくヤフオクで購入しています。
※ちなみに私のヤフオク評価は 1,200 あり、こちらも20年くらい続いています。飽きっぽい私ですが「我ながら良く続いている」と思います。(笑)
目次
失敗例:ヤフオクで購入した工具(チェーンカッター)
これまで色々なものをヤフオクで売買してきましたが、この「チェーンカッター」については安さに飛びついて失敗しました。
<これが買ってはいけないチェーンカッター、送料込みで1,000円弱>
送料を含めて1,000円くらいだったでしょうか。
実際にシマノのチェーンを切ろうとしましたがピンが外せません。やっとのことでピンを抜いて繋ごうとしたらピンが折れてしまう始末。
工具としての精度がまったく足りてなく、使い物になりませんでした。
粗悪な中国製で「安かろう悪かろう」の典型でしたね。
結局、「やはり工具はしっかりしたモノを買わなければダメだ」と原点に返って、
2,500円くらいのチェーンカッターを(またまた)ヤフオクで買い直しました。
<これが買うべきチェーンカッター、送料込みで2,500円強>
すると、工具の精度や使い勝手が別次元でした。
難なくシマノのチェーンを切って、繋ぎ直すことができました。
使い物にならなかったチェーンカッターは速攻で「不燃物ゴミ」に。
まさに「安物買いの銭失い」の典型例です。
皆さんも気を付けましょう。
失敗例:ヤフオクで購入したMTBのディレイラー
次はOLD MTB用にパーツをヤフオクで購入して、失敗した事例です。
新車のMTBから取り外した、いわゆる新車外しの「ディレーラー(フロント&リア)」でした。
送料込みで4,000円くらいだったでしょうか。
※これも安さに目がくらんでしまいました(笑)
いざ取り付けようとすると「規格が合わない」ことが判明しました。
モノ自体に問題はありませんでした。
リア・ディレイラーは取り付けるネジのマウント部分が適合せず。
フロントディレイラーに至っては「下から引っ張るタイプ」(近年こちらが主流?)で、お呼びではありませんでした。orz
※私の20年物のマウンテンバイクは「上から引っ張るタイプ」(昔はこれが主流)が必要だった
結局、時々お世話になっている近所の自転車ショップに行って、
適合するディレイラーをフロントとリアのセットで購入しました。
前後セットで 7,000円 くらい。
<最初からコレをショップで買うべきだった(店員さんに相談した上で)>
結局、適合しなかったパーツは後日、買った値段から1,000円引きでヤフオクで処分しました。
このケースは不燃物ゴミにならなかっただけマシですが、
これも「安物買いの銭失い」の典型例。
「メカ的に適合するかどうかよく分からないものはヤフオクで買ってはいけない」
と思いました。
皆さんも気を付けましょう。
規格が適合するかどうか不安なモノは、ヤフオクやネットショップではなくて、詳しい店員さんに相談しながらリアルショップで購入するのが得策
成功例:ヤフオクで購入した 「オールドMTB」 リア&フロントホィール
次はMTBパーツをヤフオクで購入して上手くいった事例です。
元々は、リアのスプロケットの内側に付いている筒状のメカ
「カセットフリーハブ」が壊れてしまい、
「ペダルを踏んでも後輪が回らなくなった」
のがキッカケでした。
アルミ製のホイールもリム(アルミ合金素材)が薄くなってきていたため、
前後の26インチ・ホイールごと交換することにしました。
ヤフオクで「オールドMTB」 26インチホイールのセットを探して、
まもなく状態の良い中古品が調達できました。
送料込みで 6,500円 くらいだったと思います。
でも新品を購入すると最低でも 20,000円 はかかります。
自転車本体が「20年物のビンテージMTB」なので、
状態の良い中古品ホイール+新品のタイヤ&タイヤチューブで
レストアすることにしました。
このARAYAのVP-20 アルミ合金製ホイールですが、
交換して2年経過した今も元気に働いてくれています。
「オールドMTB」のDIYメンテナンスの注意点まとめ
このビンテージ&オールドMTBですが、20年物だけあって
原型を留めているのは軽量かつ剛性の高いアルミフレームと
クランクシャフト(+前の歯車)のみです。
消耗の激しいパーツについては2~3回は交換しています。
■ちゃんとした工具を買えば自分でやれるパーツ交換
・ボトムブラケット
・クランクシャフト
・ペダル
・スプロケット(後ろの歯車)
・チェーン
・ホイール
・タイヤ ※なるべく国産を買うべし
・ブレーキ(カンチブレーキからVブレーキに交換など)
■比較的簡単に自分でやれるパーツ交換
・ワイヤ類
・グリップ、レボシフト
・サドル、シートポスト
・キャリア、泥除け
■プロに頼んだ方が無難なパーツ交換
・フロントサスペンションフォーク
・カセットフリーハブ
あちこちのパーツを交換しながら自転車のレストアを続けていると、
もう「世界に1台しかない OLD MTB」となり、まさに「相棒」です。
色々パーツを付けている割には重量12kg強と軽量化もできているので、
適合パーツが入手不可能になるまでの今しばらくは
「パーツをとっかえひっかえしながら乗り継いで行こう」
と思っています。
参考記事: