こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
ホンダ・フリード(2017年製)にディーラーオプションで装着されていたCOMTEC製のドラレコが故障したので「ドラレコを自分で交換みた」の後編です。
古いドラレコの撤去は「超強力な両面テープを剝がすのに時間がかかって苦労した」のですが、後編では
「古いドラレコは電源コネクタで本体と電源ケーブルが分離できない仕様だった」とか
「DC電源のケーブルが細過ぎて、電源ケーブル単体としてもそのまま使い続ける訳には行かなかった」
などを解説します。
古いドラレコは電源コネクタで本体と電源ケーブルが分離できない仕様だった
古いドラレコを「シールはがし(100均で買った)」で何とか外したのは良かったのですが、本体と電源ケーブルを分離しようとしてもできません。??
よく見ると「そもそも電源コネクタがドラレコ本体の外側にない」という驚きの発見がありました。
Σ(・□・;)
では、
「さすがに本体を開けると簡単に電源コネクタが外せるでしょ」
と思って古いドラレコ本体を分解しにかかったのですが、これが
なんと!まったく簡単ではありませんでした。orz
分解するだけでも素人では無理だと思いました。
(こういう作業には慣れている私でも少し戸惑いました;;)
何となく嫌な予感がしていたのですが、やはり残念です。
何が問題か?と言いますと、
古いCOMTEC製ドラレコのDC電源コネクタは、おそらく現行品と全く仕様が違う(=古の仕様)という事です。
まとめるとこういう事になります。
- 古いCOMTEC製ドラレコの本体とDC電源ケーブルを分離することは、素人には無理
- 最近(2024年の年末)市販されている新しいCOMTEC製ドラレコは、おそらく本体と電源ケーブルが簡単に分離できる
- つまり古いドラレコに関しては、「本体だけ交換」して「電源ケーブルはそのまま使用する」という事ができない
新しいドラレコの仕様はネットで調べたものなので、
実際に新しいCOMTEC製のドラレコを購入して新旧の実機同士で比較してみることにしました。
とりあえず新しいドラレコを(ネット通販で)購入してみた
とりあえず新しいドラレコをネットショップで購入することにしました。
古い電源ケーブル(ハーネス)が使えるのか?それとも全部やり替えることになるのか?を実機を手に判別するためです。
要件はシンプルに
・同じCOMTEC製であり、フロントのみの単品で、安価な方がよい
・故障した(2017年頃に製造された)古いドラレコより高性能であればよい
こんな感じでネットショップで探してみると、
ポイント還元+送料を考慮しても、総額10,000円以下で買えるCOMTEC製ドラレコが見つかったので早速注文しました。
主な仕様は以下の通りです。
| 液晶サイズ | 3.2インチフルカラーTFT液晶 | |
|---|---|---|
| GPS | ⚪︎ | |
| Gセンサー | ⚪︎ ON/OFF可能(0.1G~1.0Gまで0.1G単位で調整可能) | |
| SDカードメンテナンスフリー | ⚪︎ | |
| LED信号機対応/ノイズ対策 | ⚪︎/⚪︎ | |
| 駐車監視モード | オプション 駐車監視・直接配線コード【HDROP-14】が必要 | |
| 駐車監視録画方式 | 衝撃クイック録画/常時録画・衝撃録画/タイムラプス録画 | |
| 録画サイズ | FullHD 1920×1080 HD 1280×720 | |
| フレームレート | 27.5fps/17.5fps | |
| 記録方式 | 常時録画/イベント録画(衝撃録画/マニュアル録画[手動録画]) | |
| 音声録音 | ⚪︎ ON/OFF可 | |
| 映像ファイル形式 | AVI(MPEG-4 AVC/H.264) | |
| 録画ファイル構成 | 1ファイル30秒単位 | |
| 記録媒体 | microSDカード(付属:32GB/class10) ※8GB~128GB対応 class10推奨 | |
| フロントカメラ上下反転機能 | ⚪︎ | |
| 録画中の液晶表示 | ⚪︎ 常時点灯/速度連動/時計表示/OFF | |
| 対応車種 | 12V車 | |
| 製品保証期間 | 3年※消耗部品および付属品は除く | |
箱を開けてDC電源ケーブルを見たとたんに「ああっ、DC電源コネクタの仕様が全く違う」とわかりました。
orz orz orz
古いドラレコのDC電源ケーブルはあまりにも細過ぎる
コネクタが違うだけならコネクタ部分だけを交換すればいいや、って思ったのですが、
実際に被覆を剥いてみると、あれれ、、
「古いドラレコのDC電源ケーブルはあまりにも細過ぎる」ため
「この先もこの古い細い電線を何年か使い続けるのはよくない」
という結論に至りました。
つまり「古い配線も撤去して全て新品に交換する」ことになったのでした。
根元で電源ケーブルをニッパーでカットして、被覆を剥いてみると
「こんなのありかー」
と思わず声が出るくらい細過ぎる銅線でした。
これを見た瞬間「半田付けで新しいコネクタを付けてみようか」という意欲も一気に霧散してしまいました。
orz orz orz
DC電源ケーブルの交換は大変でしたが、何とかドラレコ交換が完了!
古いドラレコのDC電源ケーブルを撤去する工程・手順・ノウハウなどは以下のサイトを参考にしてください。
それもHondaのフリードを前提に「運転席側Aピラーの取り外し方」「ハンドル下のフロントパネルの外し方」などが解説されています。
厳密に言うと、右フロントピラーだけでなく、
- ドリンクホルダーがついている右側のインパネを外す
- 右側ドア下のサイドパネルも外す
のも必要だったと思いますが、この辺りは適宜ネットで検索して調べてみてください。
ここの作業ポイント:
- フロントAピラーの取り付けのために、急きょEmon工業のクリップクランプツールを購入した
- 電源を取る口は、とりあえずシガーソケットにした
- 古いドラレコの電源ケーブルが繋がっていたソケットを発見して、アース線とACC電源線を特定はしたものの、極寒の環境下で半田付けする元気が残っていなかったため諦めた(春以降に延期)
- 新しいドラレコは付属の超強力両面テープで簡単に取り付けできた
なんとか新しいCOMTEC製のドラレコが動作し始めました。bb
まさかDC電源ケーブルも交換する羽目になるとは思っていなかったので、正直かなり疲れました。
orz orz orz 笑笑 ;;
これにて、故障したCOMTEC製(ディーラーオプション)のドラレコの交換が出来たわけですが
所要時間は当初の目標の半日どころか 半日x2日=8時間 もかかってしまいました。💦💦
以上、ご参考になれば幸いです。
関連記事:
ドラレコの交換 ~ 自分でやってみた(前編:古いドラレコの撤去)





