こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
2022年に購入した中古車 (2017年製のホンダ・フリード) に装着されていたドラレコが故障してしまったので自分で交換してみました。
このドラレコが製造・装着されたのが2017年頃のはずなので8年くらいで故障したことになります。
ドラレコの耐用年数が気になって調べてみると「ドラレコの平均的な寿命は3~5年」とされていました。
車載機器は振動や温度などの環境条件が家庭用エレクトロニクス製品とは桁違いのため
「家庭用エレクトロニクス製品のおおよそ半分の寿命」と考えれば納得です。
そう考えれば、このCOMTEC製のドラレコは案外と長持ちしてくれた方かも知れません。
ドラレコが故障、交換を業者に頼むのか? 自分で交換できるのか?
まず2年前に購入した中古車(製造から約7年が経過)には、ディーラーオプションで装着されていたドラレコがありましたが、
ある日突然「ピー、ピー」という警告音とともに、液晶ディスプレイに「本機異常により録画できません」
というエラーメッセージが表示されるようになりました。
起動するたびに同じ症状になるので
「これは一過性のエラーではなく、故障したくさいな」
と悟りました。
ドラレコが故障したのなら交換せざるを得ません。
フロントのみなので高額にはならないと思い、
ドラレコ交換をオートバックスやイエローハットに頼むといくらかかるのか? 調べてみたところ、
フロントのみのドラレコの場合で、
ドラレコ本体:15,000円 + 交換工賃:15,000円 = 計 30,000円
が相場みたいでした。
工賃から察するに、交換作業はプロでも4時間くらいはかかりそうです。
取り外しに2時間+取り付けに2時間 と言ったところでしょうか?
配線もやり直すことを考えれば妥当な線かも知れませんね。
一方で、自分でドラレコ交換すると(自分の工賃はゼロとして)本体の購入費用だけで済みます。
同じCOMTEC製で交換することを前提として
ドラレコ本体:10,000円 + 交換工賃:0円 = 計 15,000円
で済みそうです。
自分はこれまで機会があれば「エンジンオイルの交換」とか「バッテリの交換」は自分でしてきましたので、
ちょっと難易度は高いのですがドラレコの交換も自分でやってみることにしました。
(長兄や姪っ子は自動車整備士の資格を持っていたりするので何かあれば電話でヘルプを頼めます;;)
故障したドラレコはCOMTEC製ですが、ディーラーオプションのため一般販売されている型番など
(そもそも一般販売されていたモデルなのか、それともディーラーオプション専用品なのか)が全く不明です。
外観からは型番らしきものは見つかりません。
超効力な両面テープでガッチリくっついています。
故障したドラレコの型番をディーラーに問い合わせるのも気が引けたので;
いったん故障したドラレコを取り外して現物をつぶさに調査してから新しいドラレコを購入することにしました。
故障した古いCOMTEC製のドラレコを撤去する(最難関)
まずは「ドラレコの取り外し方」のノウハウをネットで勉強しましょう。
すると「シールはがし液」と「ヘラ」が必要、と出てきます。
それから100均ショップに行って、必要な部材(道具)を買い揃えます。
100均ショップのダイソーで揃えることが出来ました。
- シールはがし(綿棒と黄色いはがし棒は付属品です)
- ハイカーボン入りヘラ
古いドラレコを剥がす道具は200円で調達できたのですが、実際に剥がす工程が結構大変でした。;;
古いドラレコを剥がすポイント:
- まずは「30分くらいかけて、ゆっくり剥がしてゆく」というイメージを待つこと
- 両面テープは長年にわたり紫外線や赤外線を浴びて硬化しているため簡単に剝がれません
- ヘラで僅かな隙間を空けて「シール剥がし液」を綿棒で隙間に注入、3分くらい放置する
- 液が浸透したらヘラを隙間に入れて剥がすように力を入れると少し剥がれてくれる
- これを6~7回ほど繰り返すと何とか全体が剥がれてくれます
液を両面テープ部分に浸み込ませては、3分ほど放置してヘラで隙間を広げる、という工程を何回か繰り返します。
この作業は忍耐が必要です。
(真夏にやるのはおススメしません、比較的涼しい日を選んで作業しましょう)
30分はこの作業と忍耐強く格闘したでしょうか・・・笑
ようやく外れてくれました。b
やはり「この両面テープはプロ用で超強力」です。
この方法の他に「釣り糸やデンタルフロスで両面テープの接着面を断ち切る」という方法もありますが、
何れにしても「超強力な両面テープを除去するのは、かなり厄介な仕事」だと思ってた方が、
変に期待が裏切られずにモチベーションが維持できると思います。笑笑
故障したドラレコを取り外したら。。。
ドラレコが外れた後は、フロントガラス面に付着した粘着テープを、
これまた「シール剝がし液」を綿棒で浸透させながらゆっくりと除去してゆきます。
この時に、先が「硬くて」「まっ平らで」「尖った」ヘラが大活躍してくれます。
で、取り外したドラレコの配線部分を観察すると、
- いま販売されているCOMTEC製の配線やコネクタと規格が全く違う
- 配線もすべてやり直す必要がある
と気付かされましたた。orz
何となく悪い予感がしていたので、悪いパターンの方で覚悟はしていたのですが、やはり残念です。
何が問題か?と言いますと
「古いCOMTEC製ドラレコのDC電源コネクタは現行品と全く仕様が違う」
のに加えて、
「古い仕様の配線はあまりにも細過ぎる、この先もこの古い細い電線を何年か使い続けるのはいただけない」
という結論に至り、古い配線もすべて撤去することにしました。
続きは後編で解説します。
関連記事:
ドラレコの交換 ~ 自分でやってみた(後編:新しいドラレコの取り付け)