こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
今年(2023年)の新しい取り組みとして、「煎り上手」という手振りの焙煎器具と「カセットコンロ」を使って、「珈琲豆の自家焙煎」を始めてみました。
57歳で早期退職してから始めた新しい取り組み(趣味)が、このブログだったりしますが、
それ以来の新たな取り組みとなります。
これまで屋外で(隣家との隙間スペースで)10回くらい珈琲焙煎をやってみましたので、
手振りの焙煎器具の事とかコツなどをお伝えしたいと思います。
まずは「煎り上手」(いりじょうず)を購入
57歳で早期退職した後のプータロー期間中のことですが、
同時に早期退職した仲間の1人が隣駅の古い豪邸を購入して引っ越してきました。
なぜ古い豪邸?かと言いますと「広い庭が必要だった」そうで、
そこに「珈琲焙煎用の小さなログハウスを立てる」からでした(驚)。
そのログハウスは引っ越してから半年くらいで完成して、そこで珈琲焙煎専門家の友人に珈琲のことを色々教えて頂きました。
自分の家でも「煎り上手」+「カセットコンロ」があれば、美味しい珈琲豆が自家焙煎できることを知りました。
自家焙煎のメリット:
- コーヒー専門店に負けず劣らずの美味しいコーヒーが楽しめる
- 自分の好みの焙煎度合いで仕上げられる
- 焙煎にかかる労力を趣味と考えれば200gの焙煎豆のコストは500円くらいになる(だいたい半額)
- 自分の好みに合った珈琲豆をブレンドして楽しめる
とまぁ「いいとこだらけ」です。
ということで、自分で簡単に美味しく珈琲豆を焙煎できる器具
「煎り上手」
をヤフオクで安く購入できるタイミングを見計らっていました。
すると5月のある日、ほぼ未使用品の「煎り上手」がヤフオクで5千円で出品されているのを発見!
即決価格で落札しました。
入り上手 5,000円 + 送料 1,000円 = 計6,000円 でした w
普通にネット通販で買うと8000円〜9000円します。
届いた「煎り上手」がこちら:
カセットコンロは冬場に鍋をするために
薄型のやつを持っていましたのでこれを使います。
あと、風よけにアルミフードを100均で購入しました。
これで道具としては揃いました。
生豆の珈琲豆をヤフオクで購入
次は生豆状態の珈琲豆を、またまた得意のヤフオクで購入しました。
だいたい1㎏で2000円~3000円で結構いい豆が購入できます。
今回は5種類の高級グレードの珈琲豆を各200gづつ、合計で1㎏購入しました。
- ブラジル サントスNo.2
- コロンビア
- グァテマラ
- エチオピア
- トラジャ
1kgで2500円~3000円くらいです。
焙煎すると920gくらいになるので(豆の水分が飛ぶため)、
コーヒー専門店の店頭で売っている200gの袋に換算すると、4.5袋分という事になります。
1袋あたりの単価は500円~600円となります。
しかも、焙煎したての鮮度が良い焙煎豆なので、かなり美味いです。
お得です。
珈琲豆の焙煎に初挑戦
珈琲焙煎専門家の友人の(古い)豪邸にある焙煎小屋には度々行ってましたので、珈琲豆の焙煎がどのようなプロセスなのか、はだいたい理解していました。
大事なポイント:
- 1ハゼとは何ぞや?
- 2ハゼとは何ぞや?
- 火加減
- 焙煎度合いを決めるタイミング
- 欠点豆の除去
このくらい理解していれば、大抵は美味しい焙煎豆を作れるはずです。
さあ、煎り上手に珈琲生豆を投入します。
1回分は約60gです。付属の白い計量スプーンの6杯分です。だいたい。。
私は少し多めに投入しています。だいたい70gくらいかな? 面倒くさがりなので、汗;
珈琲生豆を投入したら、ふたを閉めます。
上の写真では、手前の小さい穴が開いている部分が蓋(ふた)になります。
カセットコンロを点火して、煎り上手を置きます。
最初の2-3分は中火にかけたまま、たまに焙煎器具を左右に振るだけの放置に近い感じでオッケーです。
水分が抜けてきたら、珈琲豆の色が肌色に変わりますので、
このあたりから「ゆっくりと絶え間なく左右にゆすり続け」ます。
ちなみに「軍手は必須」です。ここで必ず軍手を付けることをお勧めします。
5分くらい経過すると「バチッ!、バチッ!」という派手な音で「1ハゼ」が起きます。
更に2-3分すると今度は「パチパチ、パチパチ」と控えめな音で「2ハゼ」が起きます。
このあたりから急速に色がこげ茶になりますので、
「ここだ!」と思うタイミングで火を止めて、煎り上手の蓋を閉めているネジを、軍手を付けている手で緩めて蓋を開けて、
熱々の高温状態(180℃くらいにある)になった焙煎豆をザルに移します。
[TIPS]
火傷をしないように、また火事にならないように注意しましょう!
素人にしては美味しそうな珈琲焙煎豆ができました
火傷(やけど)しないように十分注意をしつつ、熱々の焙煎豆をザルに移したら
※この時の豆の温度は180℃くらいあります
うちわでバタバタと扇いで熱々の珈琲焙煎豆を急速冷却します。
このとき半焦げ状態になった豆の薄皮(チャフ)が舞い散るのは覚悟しておいてください。
私の場合は、ザルとボールの両方を用意しておいて、熱々の焙煎豆を交互に移し替えながら、
- ボールで焙煎豆の熱を取る
- ザルでチャフを取る
という「一挙両得冷却法」を採用しています。
ザルでガシャガシャと揺すってから冷たいボールにザーって移すと、ザルの網目にチャフが引っ付いてくれて効率良く回収できます。
なので、カセットコンロの下に「段ボール」や「丈夫な紙」などを敷いておくと良いです。
チャフがひっついたザルを逆さにしてトントンと叩くだけで大半のチャフを集めることができます。
後でハンディ掃除機で一気に吸い取ります。(写真は初回の焙煎で、下に段ボールを敷くことを忘れてました、汗;)
焙煎豆が素手で触れるくらい冷えてきたら保存容器に移します。
これで約60gの焙煎豆ができました。
コーヒーカップに換算すると6杯分くらいになります。
焙煎豆を挽くのはタイムモア (TIMEMORE) 手動ミルがおススメ
焙煎豆は焙煎直後ではなく、2-3日後が最も美味しいんだそうです。
「焙煎豆の内部ではまだゆっくりと化学反応が進行していて落ち着くまでに数日はかかる」のだとか。。
焙煎豆を挽くのは淹れる直前が一番美味しいです。
挽く器具としては私は「タイムモア (TIMEMORE) コーヒーミル」を使っています。
個人的な評価としては、
「タイムモア (TIMEMORE) の手動コーヒーミルは、コマンダンテの廉価版」
という感じです。ヤフオクで購入したのですが8000円くらいでした。
「早く、楽に、均一な粒度で焙煎した珈琲豆を挽くことが出来て」とてもGood!です。
関連記事:
手動コーヒーミルのおすすめは「タイムモア」 ~ 超速&コスパ良し
P.S.
私と同時に早期退職した仲間が
「自家焙煎珈琲 made in ログハウス」
をやっており「美味しい珈琲焙煎豆を通販」していますので、
もしよろしければお試しください。
土日のみですが、庭に立てた焙煎小屋(ログハウス)で焙煎を指導する「珈琲焙煎教室」もやっています。
ご興味のある方は連絡してみて下さいね。