こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
今年になって「コーヒーの自家焙煎」を始めてみました。
「煎り上手」という手振りの焙煎器具と「カセットコンロ」を使って
「珈琲豆の自家焙煎」を始めてみました。
57歳で早期退職してから始めた新しい取り組み(趣味)が
このブログだったりしますが、それ以来の新たな取り組みとなります。
これまで屋外で(隣家との隙間スペースで)10回くらい珈琲焙煎を
やってみましたので、器具の事とかコツなどをお伝えしたいと思います。
先ずは「煎り上手」を購入
57歳で早期退職した後のプータロー期間中のことですが、
同時に早期退職した仲間の1人が隣駅の古い豪邸を購入して引っ越してきました。
なぜ古い豪邸?かと言いますと「広い庭が必要だった」そうで、
そこに「珈琲焙煎用の小さなログハウスを立てる」からでした(驚)。
そのログハウスは引っ越してから半年くらいで完成して
そこで珈琲焙煎専門家の友人に珈琲のことを色々教えて頂きました。
自分の家でも「煎り上手」+「カセットコンロ」があれば
美味しい珈琲豆が自家焙煎が出来ることが分かりました。
自家焙煎のメリット:
- スタバに負けず劣らずの美味しい焙煎豆が楽しめる
- 好みの焙煎度合いで仕上げられる
- 自分の焙煎にかかる労力をタダと考えれば、スタバ店頭販売の半額
- 自分の好みに合った珈琲豆をブレンドできる
とまぁ、いいとこだらけです。
なので、自分で簡単に美味しく珈琲豆を焙煎できる器具
「煎り上手」
をヤフオクで安く購入できるタイミングを見計らっていました。
すると5月のある日、ほぼ未使用品の「煎り上手」が
ヤフオクで5千円で出品されているのを発見!
即決価格で落札しました。
入り上手 5,000円 + 送料 1,000円 = 計6,000円 でした w
普通にネット通販で買うと8000円ちょっとします。
カセットコンロは冬場に鍋を食べるために
薄型のやつを持っていましたのでこれを使います。
あと、風よけにアルミフードを100均で購入しました。
これで道具としては揃いました。
生豆の珈琲豆をヤフオクで購入
次は生豆状態の珈琲豆を購入しました。
またまた得意のヤフオクです。
だいたい1㎏で2000円~3000円で結構いい豆が購入できます。
今回は5種類の高級グレードの珈琲豆を各200gづつ、合計で1㎏購入しました。
- ブラジル サントスNo.2
- コロンビア
- グァテマラ
- エチオピア
- トラジャ
1kgで2500円~3000円くらいです。
焙煎すると920gくらいになるので(豆の水分が飛ぶため)、
スタバの店頭で売っている200gの袋に換算すると、4.5袋分という事になります。
1袋あたりの単価は500円~600円となります。
しかも焙煎仕立なので、かなり美味いです。お得です。
珈琲豆の焙煎に初チャレンジ
珈琲焙煎専門家の友人の(古い)豪邸にある焙煎小屋には度々行ってましたので
焙煎がどのようなプロセスなのか、は理解していました。
大事なポイント:
- 1ハゼとは何ぞや?
- 2ハゼとは何ぞや?
- 火加減
- 焙煎度合いを決めるタイミング
- 欠点豆の除去
このくらい理解していれば、大抵は美味しい焙煎豆を作れるはずです。
さあ、煎り上手に珈琲生豆を投入します。
1回分は約60gです。付属の白い計量スプーンの6杯分です。だいたい。。
私は少し多めに投入しています。だいたい70gくらいかな? 面倒くさがりなので、汗;
珈琲生豆を投入したら、ふたを閉めます。
上の写真では、手前の小さい穴が開いている部分が蓋(ふた)になります。
カセットコンロを点火して、煎り上手を置きます。
最初の2-3分は中火にかけたまま、たまに焙煎器具を左右に振るだけの放置に近い感じでオッケーです。
水分が抜けてきたら、珈琲豆の色が肌色に変わりますので、
このあたりから「ゆっくりと絶え間なく左右にゆすり続け」ます。
ちなみに「軍手は必須」です。ここで必ず軍手を付けることをお勧めします。
5分くらい経過すると「バチッ!、バチッ!」という派手な音で「1ハゼ」が起きます。
更に2-3分すると今度は「パチパチ、パチパチ」と控えめな音で「2ハゼ」が起きます。
このあたりから急速に色がこげ茶になりますので、
「ここだ!」と思うタイミングで火を止めて、
熱々になった焙煎豆をザルに移します。
素人にしては美味しそうな珈琲焙煎豆ができました
火傷(やけど)しないように十分注意をしつつ、熱々の焙煎豆をザルに移したら
※この時の豆の温度は170℃くらいあります
うちわでバタバタと扇いで熱々の珈琲焙煎豆を急速冷却します。
このとき半焦げ状態になった豆の薄皮が舞い散るのは覚悟しておいてください。
なので、カセットコンロの下に「新聞紙」「段ボール」「アルミのレンジフード」
の何れかを敷いておくと良いと思います。
後で、半焦げ状態になったヒラヒラの薄皮を、掃除機で一気に吸い取るためです。
写真は初回の焙煎で、下に段ボールを敷くことを忘れてました。汗;
何とか掃除機で吸えましたが、完全には掃除しきれませんでした。
素手で触れるくらい焙煎豆が冷えてきたら保存容器に移します。
これで約60gの焙煎豆ができました。
コーヒーカップにすると6杯分くらいになります。
焙煎豆を挽くのはタイムモア (TIMEMORE) 手動ミルがおススメ
焙煎豆は焙煎直後ではなく、2-3日後が最も美味しいんだそうです。
「焙煎豆の内部ではまだゆっくりと化学反応が進行していて落ち着くまでに数日はかかる」
のだとか。(珈琲焙煎専門家の友人が曰く)
焙煎豆を挽くのは淹れる直前が鉄則です。
挽く器具としては「タイムモア (TIMEMORE) コーヒーミル」がおススメです。
個人的な評価としては
「タイムモア (TIMEMORE) の手動コーヒーミルは、
コマンダンテのぐっと廉価版」
という感じです。8000円くらいで購入できます。
「早く、楽しく、均一な粒度で挽くことが出来て」
とてもGood!です。
同じ焙煎豆でもコーヒーミルの性能が良いと
更に美味しいコーヒーが楽しめますのでオススメでございます。
P.S.
私と同時に早期退職した仲間が
「自家焙煎珈琲 made in ログハウス」
をやっており「美味しい珈琲焙煎豆を通販」していますので、
もしよろしければお試しください。
土日のみですが、庭に立てた焙煎小屋(ログハウス)で
焙煎を指導する「珈琲焙煎教室」もやっています。
ご興味のある方は連絡してみて下さいね。