こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
早期退職後に「無職のモラトリアム期間(※)」を8ヶ月ほど過ごした後、
なんとか再就職して2ヶ月が経ちました。
※自分のやりたいことを模索する自分探しの期間という意味
徐々にですが職場にも慣れつつあります。
ですが、いかんせん「コロナ禍」の真っ最中につき、
- 当然のことながら宴会にあたる歓迎会は無く
- ITインフラ系の機器の設置とか保守も主要な業務のため、テレワークの機会もほとんど無し
と言った状況です。orz
そんな中、雑談ベースではありますが
私よりも7年前に早期退職~無職~再就職を経験した64歳の先輩方から伺った
「64歳にしてなお働き続けるモチベーション」
についてご紹介したいと思います。
再就職した職場は中高年の宝庫
新しい職場のチームは(私を含めて)6人で構成されています。
皆さんのほとんどが大手企業を早期退職した元エンジニアの方々です。
再就職してみて驚いたのは、「私は若いほうから2番目」という事です。
私のような50代後半の人間が若い部類に入るなんて、想像もしていませんでした。
期せずして新しい職場は「早期退職した中高年の宝庫」でした。
同じチームの先輩方の「人となり」もわかってきて、
毎日のように一緒に昼飯を食べたりお茶を飲んだりしながら、
「65歳が見えてきた状況での、働くモチベーションは何か?」
を伺うことができました。
おそらく先輩方は「再就職したばかりの私を見て、自分の数年前の姿を懐かしく思い出している」
みたいで、そこそこ真面目に話をしてくれます。
64歳になっても働き続けるモチベーション
今までに聞いてきた声をまとめると、
「年金が貰えるまでは何がしか働きたい」
「やった!という達成感が得られるのは、労働していた方が得られやすい」
という声が多かったです。
また、
「これと言った打ち込める趣味や、やりたいことがないので」
「家に居てもやることがないので、働いていた方が気が楽」
という声もありました。
(なんとなく昭和的な会社人間とか仕事人間の匂いを感じます)
一つ大事なポイントは、
「お金のためだけに働き続けている訳ではない」
ということです。
皆さん大手企業を50代後半で早期退職しているので、割り増し退職金は貰っているはずです。
明確に口には出して言ってくれませんが、
お金のためだけに働き続けている訳ではなさそうです。
「働き方」や「生き甲斐」について考えさせられる
生き甲斐ってなに?
これは人生の永遠のテーマかも知れませんが、
「リストラで割り増し退職金をもらって早期退職せざるを得ない」
という感じだった自分は、
「あと5年間も働けば、もうお腹一杯だよね」
「体と頭が動く限りは何がしか働くけど、それは今よりもっとお気楽な働き方で」
「62歳くらいで完全リタイアも悪くないよね」
など
「フルタイム労働はもう卒業したい」
って半分真面目に思っていました。
なので自分より65歳を目前にした先輩方の声はある意味ショックでした。
「う~ん、この人達はいったい何歳までフルタイムで働けば気が済むんだろう」
って悩んでしまいます。(笑)
参考サイト:(コンチバさんのサイト)
中高年が失業から再就職 | 転職を大成功させて幸せを掴むブログ
コロナ禍が落ち着くまでは現状維持
以上のように「今更ながら」と言いますか「お恥ずかしい」とも言いますか、
「働くって何だろう?」
「生き甲斐って何だろう?」
って考える無限ループに入っている感じではあります。(笑)
でも、いま我々は「コロナウィルス感染拡大の影響で、旅行やレジャーが思うように楽しめない」という状況の只中に置かれています。
仮に、再就職では無くて、やりたい事をやる道を選択して半分仕事で半分趣味のような事に没頭できる状況だったとしても、
「コロナ禍の世の中では、達成感を得るのが難しく」
結局はモチベーションが長続きしなかったかも知れません。
その可能性は高かったと思っています。
世の中が正常に戻るまでは、
- 「現状維持が現実的な選択肢」
- 「可もなく不可もなくであれば、それに勝るものなし」
と「頭を低くしてやり過ごす」のが賢明な選択かも知れません。
以上、ご参考になれば幸いです。
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