早期退職のノウハウ・体験談

退職金の運用 ~ 退職金特別プランは4年ちょっとで手仕舞いしました

退職金特別プランは手仕舞い

こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。

退職金の一部を「退職金特別プラン」で運用開始してから2024年5月で4年を迎えたところでしたが、先日とうとう解約しました。

今まで「ほったらかし」の運用でしたが、親や子供への資金援助が必要なタイミングが来たこともあって、

このあたりが潮時だと思って解約(利益確定)しました。

この4年間はずっと「運用利回りが2%を下回ったらファンドラップを解約しよう」と思い続けてきましたが、

たまたま申し込んだタイミングが良かったため(2020年5月)今まで継続することができました。

「退職金特別プランで4年5ヶ月ほど運用してみて一体どうなったのか?」

をご紹介したいと思います。

参考:りそな銀行の「退職金特別プラン」

   退職金運用コース|りそな銀行

 

申し込んだ "退職金特別プラン" の内容と過去の運用結果

私が2020年5月に申し込んだ「退職金特別プラン」の内容のおさらいです。

  • 3ヶ月満期のスーパー円定期預金:50% (300万円)
  • ファンドラップ:50%(300万円)
  • 合計金額:600万円
  • 3ヶ月満期のスーパー円定期の金利:6%~7%
  • 退職金であることを証明できる書類の提示が必要

定期預金の利率は税引き後で5~6%になるので、

300万円を預けると3か月後に受け取れる利子は 3~4万円となります。

運用利回りの鍵となるのが「ファンドラップ」です。

退職金特別プランを始める前は

「ファンドラップ」 ⇒ 「ファンド・トラップ」

に見えてしまい「何か罠があるんじゃないか?」と懐疑的でした(笑)。

過去の運用利回り実績ですが、

  • 6ヶ月後で年利 3%
  • 1年後で年利 9%
  • 3年後で年利 4%

となっていました。

※契約したタイミングが良かったので 良い数字が出るのは当たり前なんですが...

 

退職金特別プラン 解約時点の運用実績

解約時点での(4年5ヶ月後の)運用実績:

3ヶ月物スーパー円定期の受け取り利息 :約+3.6万円(税引き後)

ファンドラップの評価損益 :約+40万円(税引き後)

ファンドラップの年間の運用利回り: 4 % (年率換算値)

ピークで 9% を記録したこともありましたが、長期間で見たときに 4% はまあまあだと思います。

[ヤス父]
[ヤス父]
 投資タイミングが良ければファンドラップも悪くないよね 
[ヤス父]
[ヤス父]
 でも運用手数料を取り過ぎじゃない? 

と言うことで、

りそな銀行の利益向上にかなり貢献してきたとは思いますが、汗、爆、

まあ一度乗った船ですから、余程の泥船でも無い限りは「これもご縁」と思ってしばらく付き合うことにしています。

(ホリエモンからは馬鹿にされるのでしょうが。。)

こういう投資スタイルですので、20年間株式投資をやってきても遊んで暮らせる程には増えていませんが(笑)、

減ってもいないので「これでいいのだ」的にマイペースでやっています。

もしも自分で株式運用をうまくやれる自信があれば、銀行がお勧めする「退職金特別プラン」を契約する必要はないでしょう。

でも世の中そんな投資の達人みたいな人ばかりではないので、運用利回りが5%程度でもよければ

「退職金特別プランも一つの選択肢」かと思いました。

参考:りそな銀行の「退職金特別プラン」

   退職金運用コース|りそな銀行

 

長期戦でやるのが私の運用スタイル

話は変わりますが自分の場合、

・57歳でリストラにより早期退職せざるを得なかったことが想定外

・無職になると同時にコロナ禍になったことも想定外

・コロナ禍の非常事態宣言のため直ぐに再就職が出来なかったことも想定外

と色々ありました。

しかし人生10年単位で見るとプラスとマイナスが同じくらいあるものです。

「リストラで早期退職した」とか「コロナ禍で再就職できずに無職の期間が長かった」とかのマイナスもあれば、

「転職活動をせずに60歳を超すことができた」とか「再雇用よりは給与面では良い処遇」などプラスのときもあります。

これからも「継続と辛抱は力」ということで、投資運用も「ボチボチ」スタイルで行こうと思っています。

ちなみに、自分自身による退職金運用の本丸である分散株式投資の方ですが、

退職金の25%ほどをこの「分散株式投資」にあて、個別銘柄(東証プライム)の株式を5~8銘柄ほど買って運用しています。

こちらの利回りは50%を軽く超えています。(だてに20年以上株式運用してきた訳ではありませんので・・)

2020年夏のタイミングでの分散株式投資であれば、(余程、目利きが出来ないケースでもなければ、)

これは「然るべき運用実績・利回り」と考えています。

 

「退職金の使い方と運用方法」ポイントのまとめ

57歳で早期退職したロコ父さんの場合の

「退職金の使い方と運用方法」ポイントのまとめ:

  • 退職するまでには住宅ローンは完済しておいた
  • 「退職金特別プラン」は4年半ほど継続して解約した
  • 結局、退職金の25%程度の一部だけ、安心安全そうな複数銘柄の株式分散投資だけ継続している状態
  • 現在は退職金の75%は円定期預金と普通預金(元本保障)で老後資金としておく
  • 既にネット証券の口座をもっており、自分で分散した株式投資をできる人は、退職金特別プランに申し込むより自分で運用した方がよい

以上ご参考になれば幸いです。

関連記事:

退職金の使い方と運用方法 ~ 57歳で早期退職した私の場合

見せてもらおうか、退職金特別プランの性能とやらを!(5) ~ あれから4年が経過

 

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ヤス@ロコ父さん

ヤス@ロコ父さん

はじめまして 、東京都多摩地区在住のヤス@ロコ父さんです。2020年の春に57歳で某大手企業をリストラで早期退職しました。コロナの非常事態宣言と共にスタートした無職の期間中に、新しい学び&チャレンジとしてこのブログを始めました。しばらくしてIT系の契約職員として何とか再就職できましたが、長らく仕事人間だった反動からか?再就職した今は「早くリタイアしたいな~」と思っている「悩み多き中高年」です。笑; (保有国家資格:情報処理技術者ネットワークスペシャリスト、第1級陸上無線技術士、など)