こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
昨夜は「ネクタイの幅詰め」をしていた最中に比較的大きな地震があったため、作業を一時中断して深夜1時くらいまで地震関連のニュースを見ていまた。
翌日の日曜日、やや遅い朝食を食べて「ネクタイの幅詰め」作業を再開しました。
ここまでの
- ネクタイの分解(大剣部分の部分)
- 大剣の芯を取り出し左右を均等にカットして幅を詰める
の作業に要した時間は2時間くらいです。
ネクタイの芯を元に戻す
素人仕事なのでカットした輪郭は多少はギザギザしていますが、最終的には目に触れることはないので「これで良し」としました。(笑)

また芯を包んで元に戻すと7.5cmくらいの幅になると考えて、あえて数mmほど細くカットしてみました。
(果たして計算通りに行くのかしら。。)
ネクタイの芯を元の袋に戻して、芯の輪郭に沿って生地を畳んでゆき、マチ針を打って行きます。
この状態で大剣の幅が7.5cmになっていて、かつ左右対称のV字になっていることが大事です。

輪郭が整ったら、軽くアイロンで折り目を付けてあげます。
(アイロンを充てる際は、当て布を忘れずに!)
ネクタイの裏を再び縫い合わせる
大剣部分の芯の幅が、左右それぞれ1cmちょっと細くなっているため、合わせる部分のシルク生地も余った状態になります。
そのまま折り込むと「厚ぼったいネクタイ」になってしまうので、左右それぞれ1cm幅くらいハサミでカットしました。
で、元の縫い方を真似しながら、だいたい1cm間隔で縫い合わせてゆきます。
(縫い目が真ん中になるように)

縫い合わせる工程が一番時間がかかりました。1時間くらいは掛ったのではないかと思います。
(ときどき地震関連のニュースを見ていたので、全力で集中していた訳でもありませんが)
縫い合わせが終わったら、いよいよ最後の仕上げに入ります。
当て布をして、温度は中くらいにしてアイロン掛けをします。
当て布の上から軽く霧吹きをして、4-5回くらいゴシゴシとプレスするくらいの軽い感じで。
裏と表と両方をアイロン掛けします。

なんとか完成しました!
ワーイ! \( 'ω')/

だいたい狙い通りの 7.5cm幅 になっているようです。
素人の初挑戦にしては「まずまず」の出来栄えではないでしょうか?
細かいことを挙げれば難点が幾つかありますが「パッと見た目におかしくなければよい」という趣旨でやってますので「これで良し」です。
ネクタイの幅詰めを自分でやってみた「まとめ」と「反省点」
「まとめ」と「反省点」です。
作業時間:
慣れてくれば作業効率を上げられますが、全行程で最低でも2時間〜3時間は見ておく必要があります。
道具:
切れ味の良いハサミは必須アイテムです。ネクタイ芯は柔らかいのでカッターナイフでは切れません。
ハサミで切るキリトリ線をしっかり付けるためにしっかりした長い定規が必要です。
うまく言った点:
ネクタイの芯の幅をカットするときに、数mmほど細くしたのは(たぶん)正解。
反省点:
縫い合わせる裏の布地を事前にアイロンで折り目を取ったつもりが、あまり取れていなくて縫い合わせるときに苦労しました。
袋をパカッと開いたときに丁寧に当て布をしてアイロンで折り目をキレイに取っておくべきでした。
それからVの字が僅かに揃っていない仕上がりになりました。
1-2mmくらいの誤差だと思うので遠目には全く気になりませんが、ジッと見つめると「完璧さに欠ける」と思ってしまいます。
最後に:
今回の挑戦で「少し手先が器用であれば素人でもネクタイの幅詰めができる」ことがわかりました。
1本のネクタイ幅詰め費用(2,500円)を節約したい方、
あるいは
愛着のある昔の(品質の良い)ネクタイの幅詰めを自分で地挑戦してみて「世界に1本しかないネクタイ」を作ってみたい方、
はネクタイの幅詰めにチャレンジされてみてはいかがでしょうか?
あとがき:
「何でも自分でやってみる」ことは、人によっては一見くだらない作業に見えるかも知れせんが、色々な事に挑戦してみる事で初めて、自分の「向き・不向き」がわかったりします。特に「これからどういう道を進むのか迷っている時」にはおススメです。
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