こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
12月から再就職して1ヶ月が経ちました。
ようやく職場・仕事に慣れてきた感じですが、
「自分のような50代後半の早期退職した中高年が再就職1ヶ月後に思うこと」
「中高年にとっての再就職活動の振り返り」
について書いてみようと思います。
再就職の実態をリアルを語ってくれる人は少ない
実は、今から約10ヶ月前、早期退職を決めるかどうかの時期に、
「中高年が再就職した後、自分のセカンドキャリアをどのようにとらえているのか?」
「再就職する前と後でのギャップはどうなのか?」
が知りたくて色々と先人のブログを探してみました。
ですが残念ながら、
「再就職してしまうとブログの更新をやめてしまう人が多く、なかなか実情が分からなかった」
という思いをしました。
また、その時には数年前に再就職した先輩方にも聞いてみましたが、
「再就職できるとしたら中小・零細になるので、覚悟しておいた方がいいよ」
「大企業で長らく働くことができたんだから、ラッキーと思わなきゃいけない」
のような説教じみた話ばかりで(笑)
あまり心には入ってきませんでした。
それで、敢えて自分のケースの心境などを書いてみる気になりました。
中高年の再就職は「ご縁」と思うことが大事
中高年が早期退職した後で再就職する際には
「ご縁が最も重要」
「ご縁だと思うことが大事」
これはいま振り返ってみても強く思います。
私は再就職先を探す際に、
「中高年にとって居心地が悪くなさそうな職場」
を最重視していました。
私の場合の要件:
- 50代後半の中高年でも気持ちよく雇用してくれる所
- 培ったスキルと経験が生かせる所
- IT系の派遣や業務委託常駐のような若者&年寄が入り混じった所は避ける
- 売り上げや利益に追われてギスギスしてそうな所は避ける
- 通勤時間はなるべくDoor-to-Doorで1時間以内
- 賃金は失業給付+αくらいで、「契約社員」で良しとする
私の場合は、
「これから自分はどのように働きたいのか?」
ある程度明確になるまでには結構時間がかかりました。(3ヶ月くらいでしょうか?)
おそらく私の場合は、
「自分がやってみたい事、重視したい事」
を探し当てるには、実際に少しトライしてみて
「この方向は違うんじゃないかな?」
「こっちの方向で良いじゃないかな?」
と実感するタイプなんだと思います。
そこに時間はかかってしまいましたが、方向性が明確になってからは比較的早く「要件に合致する求人案件」にたどり着くことが出来て、再就職先が決まりました。
このスムーズさについては非常にラッキーなケースだと思います。
採用側も「たまたま1年ぶりに求人案件を出したタイミング」だったからです。
場所も実際に何度も行ったことがある土地柄でしたので、
「これがご縁なんだ」と実感しています。
50代後半の再就職は「職場の雰囲気」も大事
50代後半で早期退職後に再就職する場合、
私としては「中高年を積極的に受け入れてくれる職場」を強くお勧めします。
おそらく「中小・零細企業」になります。
その理由は
「中高年の自分が、職場の中で浮き上がらず、溶け込みやすい」
からです。
※中小の派遣会社に再就職して大企業に派遣されるのはお勧めしません
中小企業の中には、
「大手企業の前線で活躍していた人材を受け入れて活用したい」
という所も少なくありません。
ここで注意すべきなのは、
採用を決定する人は間違いなく自分よりも年下のマネージャになります。
ですが中高年を積極的に受け入れている職場のマネージャさんは
「そのPros&Consをきちんと認識されている」はずです。
ですので「中高年の扱いに慣れているので、働き始めた後もやり易くなる」はずです。
※この点においても、中小の派遣会社に再就職して大企業に派遣されるのはお勧めしません(業務委託の常駐しかり)
ただし中小・零細企業からは
「マネジメント能力ではなくて、現場の前線で活躍できる即戦力のスキルと経験」
が求められます。
何よりも現場力が大事なんです、再就職後も長く働き続けられるためには。。
中小・零細企業が中高年を採用するときは、マネジメント能力や経験はあまり重視されません。
ですので、50代になって部長よりも上のレベルに上がる見込みが無くなった場合は、
「マネジメントからは離れて」
「現場の前線で実戦的なスキル&経験を磨くことに力を入れる」
のが良いと思います。
のちのちの再就職では有利に進むはずですし、歳をとっても戦力として使ってもらえる可能性が高くなります。
57歳で再就職、1ヶ月働いてみて思うこと
まだ1ヶ月ですので細かく書くほどには整理し切れていませんが、取り合えず箇条書きで
「再就職して1ヶ月働いてみて思うこと」
を書いてみます。
- 「ご縁」はとても大事
- お金を稼ぐのは楽じゃない(身を切るような寒い朝に通勤するのは辛い)
- でも「あれこれと考える余裕がない」状況は(ネガティブ思考になりやすい)自分にとっては楽かも?
- 健康保険と年金の事業者側負担はとてもありがたい
- 旅行など楽しめない時代においては、働いていた方が気が楽かも?
- 身心ともに適度なストレスがあり毎日に張り合いがある(今のうちだけ?)
- だけど「また無職になってもOK」という心構えは出来ている
- これまでのプライドはうまく畳めつつあるじゃないかなと思っています
それから、
「再就職支援のカウンセラーの助言は真摯に聞いた方が良い」
と思います。
参照先:海外派遣リストラからの生還日記
もし自分1人だけで取り組んでいたら「こうはなっていなかった」気がします。
ほんの一例かも知れませんが、何かのご参考になれば幸いです。
参考記事: