早期退職のノウハウ・体験談

早期退職後 無職の期間のストレス解消法 ~ 人と会う、体を動かし汗をかく

[Photo: PAKUTASO]

私は、思春期に育った環境の影響なのか「くる日もくる日も家の中で一日中ぼーっとしていられない」性格です。

私の言う「ぼーっとする」には、例えば「動画配信でシリーズ物の番組を見る」なども含まれます。

おそらく自分は「日々の生活に春夏秋冬のようなメリハリがないと、それが逆にストレスになる」んだと思います。

 

「体が第一」だけど「心の健康も大事

これまでは一家の大黒柱として、あるいは父親として、

しなければならないこと(MUST)を頑張ってきました。(きたつもりです、汗)

義母と同居し、子供が社会人になり、住宅ローンも終わりが見えてきて

「ようやく肩の荷がおりたかな」

と思ったら「アラシックス」になってました(笑)。

※アラシックス=四捨五入したら60歳の50代後半

50代後半ともなると体力・気力ともに更に落ち込んできますので時々自分が情けなくなります。

でも半年前に受けた人間ドックでは、お医者さんに

「50代後半に入ったにしては再検査が必要なところや気になる数値もなくて驚きました。良いですね!」

と言って頂きましたので、まずは健康体であることに感謝せねばなりません。m(_ _)m

でも私は「一日中家の中でぼーっとしていられない」貧乏性の性格です。

あろうことか、そんな私が(構造不況な職場のリストラのあおりで)さしたる準備期間も無いまま早期退職したので、ある意味大変です。

ようやく最近になって

「体の健康も大事だけど、心の健康も大事」

と強く意識するようになりました。

 

「しなければならないこと(MUST)」からは解放されたけど

さて、早期退職した後では

「業績不振で数年毎にリストラを繰り返してきた職場にいる中高年として、いつ自分の番がやってくるのか?

というストレスからは解放されました。

(とうとう自分の番は来てしまい、既に過去形です、笑)

しかしコロナ禍による外出自粛や旅行自粛の期間では、別のストレスが溜まってました。

その時に感じたストレスは、ウィルス感染への不安も去ることながら、

「社会との接点が少なくなった」

「外の人と会って話をする機会が激減した」

などが大きな要因であったように思います。

ところが、コロナ禍の外出自粛がある程度落ち着いても、相変わらずストレスを感じている自分がいました。

そうなのです、その時になってようやく気付きました。

上記のストレス要因がコロナだけが原因ではなく「無職であるがゆえに継続している」ことに。。

個人個人の性格に依るところも大きいのでしょうが、自分の性格を考えると仕方ないんだと思います。

いまも頑張って「しなければならないこと(MUST)」をやっている人から見れば「自由であるがゆえのストレスなんて贅沢過ぎる!」って言われそうです(汗;)。

私としては「自由とストレスのバランスが大事」なんだと思っています。

(自由=WANT, ストレス=MUST, と言い換えれるかも知れません)

そんな困った性格の私が「ストレスを溜め過ぎないように心掛けている事」「ストレスを解消するためにやっている事」を少しご紹介したいと思います。

 

定期的に外に出て人に会うことでストレス発散

私は「月に数回は外の人に会って話をする」ことを心掛けています。

幸いにも「セカンドキャリア探し」「自分探し」をを手伝ってくれる、

民間の人材紹介会社のカウンセリングを無料で利用できます。

このカウンセラーの方と最低でも月に1回はじっくりと話をします。

それから、これとは別に厚労省の関連団体のカウンセラーの方にも

同様に相談に乗って頂いています。

幸運にも私が勤めていた会社から出向している方が担当に付いてくださるので

「私の状況を良く理解して頂ける」とても有難い存在です。

これらの方々との話の内容は、

もちろん「求人紹介」が一つの柱ではあるのですが、

「個人事業主・フリーランスのような働き方に興味がある」

「利益追求型ではなくボランティア的な働き方をしてみたい」

など幅広い相談にも乗って頂けます。

 

再就職支援の相談の場は「解決することが目的ではない」と思うこと

ただし、

「1時間ほど話をする、それを何回か積み重ねて行く」

ことで、何かが解決するほど事は簡単ではありません

ですので、

相談の場を「解決することが目的」だと決め込んでしまうと、

「相談自体がしなければならないこと(MUST)」

になってしまい、逆にストレスが溜まります。

「相談に乗ってもらう機会が得られて」

「自分の悩みや不安な気持ちを聞いてもらうだけでもOK!」

と捉えることが大事だと、私は思っています。

そうすることで「悩みを聞いて欲しい」「自分を理解してほしい」と

自然と「したいこと(WANT)」に近づくので、逆にストレス発散になります。

こうやってストレス発散のために、

「最低でも月に2回は外部の人に会って話をする」

「社会的なつながりを持つ」

ように心掛けています。

さらに、外出することにより電車・バスに乗ったりするので、

「社会の雰囲気や変化を感じ取る」

こともできます。

 

目先を変えてくれる仲間を見つける

仕事上で仲良くなった気の合う仕事仲間は何人かいましたが、

会社関係を除くと学生時代の友達と年に1回会うくらいで、

定期的に会う友達・仲間はいませんでした。

(会社人間?仕事人間?)

まぁ、子育てを頑張る時期を経験された方

同じような状況の方も多いのではないでしょうか。

でも、会社関係の人とは、仕事上の繋がりが消えて行くとともに

疎遠になって行く予感がしています。

それで私は、同時に早期退職した同じ世代の仲間と

コンタクトを取り合って定期的に会うようにしています。

(もちろんコロナ禍の外出自粛が落ち着いた頃になってからですが..)

いつかはセカンドキャリアが決まれば、新しい仲間も出来るのでしょう。

ですが、企業業績にはコロナショックの影響もあり、

最長で1年間はモラトリアム状態になる可能性もあります。

その間に仲間を作っておくことも大事です。

そうすることで、セカンドキャリアのカウンセラーのように

社会的な繋がりとは別の、純粋に個人的な繋がりを持つことが出来ます。

そんな

「会社や組織の利害関係からは離れた相談相手が得られて、

自分の悩みを聞いてもらえると、更なるストレス発散に繋がる」

と私は思っています。

 

定期的に体を動かして汗をかく

偶然にも一緒に早期退職した仕事仲間が

「となり駅に一家で引っ越してくる」

ことになりました。

まさに「捨てる神あれば拾う神あり」です。

その家は築40年の豪邸なのですが、直近の10年間は住人がおらず、

まともな庭の手入れをしていないため、50坪の庭の草木が

まさにジャングルのようになっていました。

そこで田舎育ちゆえに庭仕事が嫌いではない私は、

ボランティアとして「木の剪定作業」を買って出まして、

庭のリニューアル活動に週1回くらい取り組んでいます。

午前中から庭仕事を始めて、日没まで汗だくなりながら庭仕事をします。

もう4回くらいやりましたが、ようやく7合目まで来た感じの大仕事です。

切った木を5kgくらいの単位で束ねて行くのですが、もう20束以上は作りました。

(ふぅ~)

でも「報酬(見返り)を求めず人に喜ばれることをして得られる達成感・充実感は大きい」です。

おまけに「なまりかけている自分の体にムチを打つ」ことにもなり

適度にフィジカルな刺激が得られます。

「グダグダになるまで庭仕事」をした後は、家に帰って風呂に入って、

それから飲むビールは最高です。w

(普段はあまり家でビールを飲まないのですが..)

汗をかいている間は目の前の目標しか見ていないので、

余計なことを考えている余裕もありません。

週に1回くらいはこんな風にストレス解消をしています。

以上、ご参考になれば幸いです。

 

[ロコ]
[ロコ]
 お父さん、ときどき「あ~っ、疲れた~」って言いながら汗臭い匂いをプンプンさせて帰ってくるのは、庭仕事をしているからなのね 
 いや~ごめんね。でも頭の中が真っ白な状態で、汗をかきまくるとストレス解消にいいんだよ~ 
[ヤス父]
[ヤス父]
[ロコ]
[ロコ]
 そうなんだ~、でもケガをしないように気を付けてね 
 かなり慣れてきたので大丈夫だよ。でも翌日の筋肉痛はあるけどね~(笑) 
[ヤス父]
[ヤス父]

 

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