早期退職&セカンドキャリア

早期退職の損得勘定 ~ 50代後半 無職からの再就職

[PHOTO : PAKUTASO]


こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。

50代中盤ともなると「早期退職の損得勘定」について職場の仲間内ではしばしば話題に上ると思います。

私の場合は早期退職して約8ヶ月間の無職生活の後、

再就職しましたので、ようやく「早期退職の損得勘定」

について青写真が見えてきました。

そこで、

「早期退職したことにより失った給与収入が」

「再就職でどれくらい穴埋めできそうか?」

を試算してみます。

 

早期退職前は、損得勘定を考える余裕ゼロでした

早期退職に応募する直前の2020年1月の私は、

事業構造改革により「早期退職」の募集に手を上げざるを得ない

という、とても残念な状況に置かれていました。

2019年になってから再び事業部の全体収支が

赤字に転落していました。(売り上げ規模:1,500億円)

(これでも2000年前後は利益率15%はあったそうです、驚)

それで、2020年春までに

不採算のプロダクト・サービス・組織を削減する

事業構造改革が7年ぶりに始まりました。

仕事が無くなる人(=社内失業者)が10%くらいは発生しそうな計画でした。

40歳くらいまでなら他の部署などに異動することも可能ですが

50代後半ともなると余程強力なコネがない限り「社内異動はまず無理」です。

この事業構造改革により300人くらい仕事にあぶれる人が発生したとすると、

50代は100人近くいて、その多くが早期退職しました。

2020年の1月~2月は「僅か1-2か月間という少ない時間軸」の中で、

「社内外への異動・転身の模索の日々」が続きました。

そんな状況下では、

早期退職の損得勘定なんて考えている余裕は一切ありませんでした。

 

どのくらい「もらい損ねた」のか?

どのみち60歳に向けて収入は減って行くのは既定路線ですが、具体的な減少額はわかりません。

退職金の割り増しは頂けましたので、

月給部分で貰い損ねた部分は少なく、だいたい1年分くらい。

賞与分が数年分くらい貰い損ねた感じでした。

ざっくり見積もって、

「3年分の賞与 + 1年分の月給」

を貰い損ねたとしてみると、

 約1,300万円くらい貰い損ねた計算になります。

ちなみに「再雇用はどのみち選択しない」つもりでした。

時給が夜間のコンビニバイトと同じくらいになるからです。

参考記事(ビズパークの記事):

再雇用でもらえる給料の相場

前の職場(売り上げ規模が1,500億円の事業部)では、

再雇用を選択する人は定年退職者の3割にも満たず、

再雇用で残られた先輩方も、

「つまらなさそうに仕事をしていたので」

選択肢に入れていませんでした。

 

今後60歳までの期待収入は?

次に早期退職した後、60歳までに得られる収入を計算してみます。

既に頂いた雇用保険の給付金:約 180万円

再就職したので仮にあと3年は働き続けたとして、

60歳までに得られる給与収入:約 1,200万円

合計すると、約1,380万円

となりました。

貰い損ねた分が約1,300万円くらいだったので、

何とかプラスになりそうな見込みです。

それから私は既に教育機関の契約社員になっているため、

60歳になって仕事を探す必要は無くなりました。

ヤル気次第で(かつ経営状態が悪化しなければ)

65歳までは働き続けることが出来るのは大きなプラスポイントです

 

「お金のため」だけではなく「サンデー毎日が苦痛」だから働く

私が「再就職をしよう!」と決めたときの状況:

  • やってきた仕事以外に特に「やりたいこと」がない
  • 体と頭が動くうちは、働いた方が心と身体によさそう
  • 65歳まで無職を続けてしまうと窮屈な老後になってしまいそう
  • よって60歳までは働いて何がしか収入を得よう
  • 再就職先の給与については、月次収支が少しのプラス域で良しとする
  • 預貯金を大きく取り崩さずに63~65歳で完全リタイアを目指す

まぁ早期退職前から比較すると収入は半減ですが、

「ボケたり病気になったりして、家族など周りに迷惑かけても何なので」

地道に(地味に)働くことにしたのです。

再就職した職場での仕事がいつまで続く(続けられる)のかは分かりませんが、

心と身体に適度なストレス・張り合いを与えつつ、

「新しい生きがいを探す余裕もそのうち出てくるだろう」

と思っています。

最後に、

私の場合、「リストラという組織の非情な力学」により、

「損得を考える余裕もないままに、早期退職を選択せざるを得ない」事情でしたが、

今振り返ってみると「変に損得勘定に縛られずに早期退職できてよかった」

と思います。

それから、再就職したことにより

「早期退職が生涯年収的には損にならずに済んだ」

のでラッキーだった訳ですが、

「損得だけで早期退職を決断してしまうと、後でモヤモヤ感が出る」

と思いました。

「リストラ」とか「病気治療」とか「人間関係で疲れ果てた」とか「親の介護」とか、

「止むを得ない事情とともに早期退職を選択すると、

 後々になっても後悔せずに済むんじゃないかな」

と思う今日この頃です。

以上、ご参考になれば幸いです。

参考記事:

早期退職後 コロナ禍中でも再就職する動機とは? ~ 体と頭が動く内は働く

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