こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
同じタイミングで早期退職した仲間が2人います。
全体では同時に数十人が早期退職したと推測されます。
その多くは58歳とか59歳とかの既に60歳定年退職が見えていた方々であり、
仕事上の繋がりもほぼ無く面識のない方々がほとんどでした。
私が退職前から仕事で密接に繋がっていて、同時に早期退職した仲間は2人だけ。
うっかり「2人だけ」と書いてしまいましたが、
「2人も居てくれて何と心強かったことか!!」
が本音でした。(笑)
1人は既に再就職している
うち1人は3-4ヶ月前にいち早く再就職を果たしました。
私よりも数歳若くて、まだ数年間は教育費がかかる子供がいるので、
「あと数年はバリバリ稼ぐ」ことを目標に再就職活動をしたそうです。
10数回も応募しては書類選考で落とされたそうですが、
粘り強く活動を続けた結果、見事(中高年の再就職先としては)高待遇の企業に採用されました。
ただし通勤は結構時間がかかるそうなので
「多少の犠牲は止む無し」
なのかも知れません。
もう1人は夢を追って職業訓練中
もう1人は私と同じ技術者で年齢もほぼ同じ。
珈琲の分野で独立開業を目指しています。
そのため「職業訓練」に通っているそうです。
(雇用保険の給付を最後まで貰い切る予定)
「これまでのキャリアには未練はない」と彼が言ったことに驚きました。
(少なくとも自分よりはできる人、と一目置いてきましたので)
私は「なぜ?」って思ってしまいました。
おそらく決定的な違いは、
彼 ⇒ 夢がある
私 ⇒ 夢がない
という事かな?と私なりに分析しています。
私の場合は「仕事しなくていいから自分の夢を追いかけていいよ」って言われても、
おそらくは「もう一度、夢を持つ」ことから始めないといけないと思います。
夢は何処へ行った?
正直、50代後半になって夢を作るのは簡単でもない気がしています。
若い頃にあった(はずの)、私の夢は何処に行ってしまったのでしょうか?
おそらくは、転職・子育て・住宅ローンなど追われる内に、
いつの間にか消滅してしまっていた感じ、なのです。
で、数日前に車を運転していた時にラジオから流れてきた曲が 「SOMEDAY」、
そう、佐野元春の代表作で、高校~大学時代によく聞いたアーティストの1人です。
その名曲「SOMEDAY]の歌詞には、
「窓辺にもたれ 夢の一つ一つを 消してゆくのは辛いけど ... 」
という一節があります。
多くの方々がそうだと思うのですが、
若い頃に抱いた夢を大人になって諦めて行く心情というか、
やるせない気持ちになりながらも、心のどこかでは、、
という雰囲気が大好きでした。
そんなこの歌に対する思いとは裏腹に、
自分の場合は「消して行く」という能動的なものではなくて、
「いつの間にか消えて行った」感じなのです。
私も完全リタイアする頃には、また夢を復活させたいものです。
P.S.
ちなみに珈琲焙煎で独立開業を目指した仲間が
「自家焙煎珈琲 made in ログハウス」
を開始していまして、美味しい焙煎豆を通販していますので、
もしよろしければお試しください。
瀬戸内海での天然の真鯛釣りも夢があると言えばありますが、
でも夢を追いながら「それで飯を食う」のは、なかなか大変だと思う今日この頃です。