同じタイミングで早期退職した仲間が2人います。
全体では同じタイミングで100人近くが早期退職したと推測されますが、
退職前から仕事で密接に繋がっていた仲間と呼べる人は2人だけです。
目次
1人は既に再就職している
うち1人は3-4ヶ月前にいち早く再就職を果たしました。
私よりも数歳若くて、まだ数年間は教育費がかかる子供がいるので、
「あと数年はバリバリ稼ぐ」ことを目標に再就職活動をしたそうです。
10数回も応募しては書類選考で落とされたそうですが、
粘り強く活動を続けた結果、見事(中高年の再就職先としては)高待遇の企業に採用されました。
ただし通勤は結構時間がかかるそうなので「多少の犠牲は止む無し」なのかも知れません。
もう1人は夢を追って職業訓練中
もう1人は私と同じ技術者で年齢もほぼ同じ。
珈琲の分野で独立開業を目指しています。
そのため「職業訓練」に通っているそうです。
(雇用保険の給付を最後まで貰い切る予定)
「これまでのキャリアには未練はない」と彼が言ったことに驚きました。
(少なくとも自分よりはできる人、と一目置いてきましたので)
私は「なぜ?」って思ってしまいました。
おそらく決定的な違いは、
彼 ⇒ 夢がある
私 ⇒ 夢がない
という事かな?と私なりに分析しています。
私の場合は「仕事しなくていいから自分の夢を追いかけていいよ」って言われても、
おそらくは「もう一度、夢を持つ」ことから始めないといけないと思います。
夢は何処へ行った?
正直、50代後半になって夢を作るのは簡単でもない気がしています。
若い頃にあった(はずの)、私の夢は何処に行ってしまったのでしょうか?
おそらくは、転職・子育て・住宅ローンなど追われる内に、
いつの間にか消滅してしまっていた感じ、なのです。
で、数日前に車を運転していた時にラジオから流れてきた曲が 「SOMEDAY」、
そう、佐野元春の代表作。高校時代によく聞いたアーティストの1人です。
「窓辺にもたれ 夢の一つ一つを 消してゆくのは辛いけど ... 」
自分の場合は「消して行く」という能動的なものではなくて、「いつの間にか消えて行った」感じなのです。
完全リタイアする頃には(5年後?10年後?)また夢を復活させたいものです。