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ヤフオクで自転車を売却 ~ 防犯登録でハマった件

ヤフオクで自転車を売却 防犯登録でハマった件

こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。

先日ついに「自転車」という大物をヤフオクで売却しました。

大体予想していた価格で落札されて、翌日には落札者に手渡しで引き渡しができたまでは良かったのですが、

「自転車の防犯登録」でハマりましたので、その失敗談をご紹介したいと思います。

 

ヤフオクでママチャリを売却

私はヤフオクを始めてかれこれ20年になりますが、基本的には「トレジャーファクトリー」「ハードオフ - HARD OFF 」といった、リユース&リサイクル店舗に行ってモノを売買するのと全く同じノリでヤフオクを利用してきました。

評価は 1200 を超えていますが、私は最近まで30数年間サラリーマンをやってきたので古物商ではありません(笑)。

これまで様々なものを売買してきましたが、先日ついにこれまで扱ってきた中で最大級サイズ&重量の

自転車「ママチャリ」を出品して、無事に落札されました。

わざわざ「中古のママチャリを廃棄ではなくヤフオクで売ろう」と思った理由は、

(無職だった故に日銭が欲しかっただけではなく、笑)

「まだ3~4年は余裕で乗れる良い状態」だったからです。

  • 国内メーカー製
  • アルミフレーム&アルミリムで軽量
  • 製造から4年ちょっとしか経過していない
  • ワイヤー類などはこまめにメンテナンスをしてきた
  • 1年前に鉄錆がひどかったクランクシャフトを、自分でアルミ合金製のクランクシャフトに交換していた

中古自転車として店頭に出すと1万円くらいの売価にはなりそうだったので、

ヤフオクには開始価格:3000円、即決価格:5000円 で出品しました。

ヤフオクで中古品を売却する時のポイント:

  • 中古自転車屋で売られるときの価格を推測(今回は10,000円と推測)
  • 中古自転車屋で買い取られるときの価格を推測(今回は2,000円と推測)
  • そのちょうど中間の価格でオークションに出品する(今回は5,000円を即決価格とする)

狙い通りに入札件数はあっという間に10件を超えて、まもなく即決価格で落札されました。

その後のやり取りもスムーズに進み、5kmくらい離れた場所にお住いの落札者の方に手渡しで引き渡しも終わりました。

っと、ここまでは順調で良かったのですが、引き渡し後の防犯登録でハマりました。

 

自転車の防犯登録って何だろう?

自転車を購入する際には防犯登録が義務付けられています、しかも法律で。

でも罰則規定はないそうです。

自転車1台1台に刻印されている「車体番号」に紐づける形で都道府県ごとに「防犯登録番号」が割り振られています。

この「車体番号」と「防犯登録番号」ですが、自転車を購入した時に販売店から受領した「自転車防犯登録カードの控え」に記入されています。

防犯登録カードの控え(サンプル):

ヤフオクで自転車を売却 防犯登録でハマった件

 

防犯登録番号は、実車に貼ってある「防犯登録シール」でもわかります。

ヤフオクで自転車を売却 防犯登録でハマった件

 

ヤフオクで自転車を売却 防犯登録でハマった件

 

譲渡証明書で十分と思っていたが..

中古のママチャリ本体と一緒に落札者に引き渡したものは以下です。

  • 取扱説明書
  • 防犯登録カードの控え
  • 譲渡証明書(これは事前に自分で作成)

一応、事前に「自転車の防犯登録の所有者情報を落札者に変更してもらわないといけない」と思って少し調べていました。

そうしたら「譲渡証明書」のフォームを「東京都自転車商防犯協力会」のホームページで見つけました。

(一般社団法人)東京都自転車商防犯協力会

※東京都の場合です

これを印刷、必要事項を記入、押印(認め印)して準備していました。

自転車譲渡証明書のフォーム(サンプル):

ヤフオクで自転車を売却 防犯登録でハマった件

 

必要な防犯登録情報:

  • 防犯登録番号
  • 車体番号
  • メーカー名、色、インチ数

これらの情報は「自転車防犯登録カードの控え」があれば判ります。

注意点:

  • 都道府県によって自転車防犯登録カードや譲渡証明書のフォームが異なるようです

落札者の方には、

「自転車譲渡証明書 と 自転車防犯登録カードの控え を最寄りの自転車販売店に持って行けば、登録変更ができるはず」

とお伝えして引き渡したのですが、ここが早計でした。

 

自転車を譲渡する前に防犯登録の抹消が必要だった

手渡し後、2-3時間も経たずに落札者の方から連絡があり、

「前の持ち主の方で防犯登録の抹消をしないといけない」と自転車屋さんから言われたそうです。

私も購入した自転車販売店に電話で相談したところ、その通りでした。

抹消する手続きには「実車」と「防犯登録カードの控え」が必要と言われました。orz

結局、翌日になって炎天下のなか汗だくになりながら半日ほど動き回った結果、何とか事態は収束しました。

  • 電車で落札者さんの所まで行く(20分)
  • 落札者さんから「実車」と「最初の防犯登録カードの控え」を借りる
  • 自転車をこいで自転車販売店まで行く(30分)
  • 防犯登録の抹消をする ⇒ 無事に抹消登録した控えをゲット!(10分)
  • 自転車をこいで落札者さんの所まで戻る(30分)
  • 落札者さんに「実車」と2種類の「防犯登録カードの控え」をお渡しする
  • 電車で帰る(20分)

結局、3時間強+電車賃300円がかかりました。(ふぅ~~、反省ひとしきりです..)

要点まとめ:

自転車を譲渡する場合、事前に最寄りの自転車販売店で

防犯登録の抹消」をしておく必要がある。

抹消の手続きに必要なもの:

  • 実車
  • 自転車防犯登録カードの控え

それで自転車販売店に行くと、

  • 新しい防犯登録のカードを記入(抹消にチェック)
  • 最初に購入した時の防犯登録カードに書いてある内容と同一内容を記入する

(住所・氏名・電話番号は新規で防犯登録したのと同じ内容で記入すること)

もう一つの注意点は、

  • 各都道府県ごとに防犯登録カードのフォーム、記入事項、自然消滅までの年数(7年 or 10年)が微妙に異なる
  • 都道府県によって防犯登録ができる場所も微妙に異なる

という都道府県ごとの完全に縦割りの管理システムになっている点です。

 

防犯登録は7年~10年で自動消滅

実は、自転車の防犯登録は一定年数が経過すると期限切れ=自動消滅することも今回わかりました。

東京都:7年、神奈川県:7年

愛知県:8年、大阪府:10年

兵庫県:7年、福岡県:10年

期限が切れたら自分で最寄りの自転車屋に行って、

再び防犯登録をやり直さないといけないそうです。

以前、自分のマウンテンバイクで夜遅くに帰宅していた所、

警官に呼び止められて「盗難自転車じゃないか?」と

嫌疑をかけられて嫌な思いをした経験があります。

この防犯登録は20年間も放置していて気になっていたのですが、

とっくに消滅していることが判ったのは収穫でした。

まぁ今回は交番や警察署とはご縁が無かったので良しとしましょう。(笑)

以上ご参考になれば幸いです。

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