DIY&お役立ち情報

ノートPC : DynabookのACアダプターがリコール対象になっていた

Dynabook ACアダプター リコール(無償交換)

こんにちは、ロコ父さんです。

長らく愛用してきたノートPCはDynabook (15inchディスプレイ)ですが、

最近になって「Dynabookサポートからの重要なお知らせ」が画面に表示されたので、

調べてみると

「2012年までに製造されたDynabookに付属しているACアダプターにおいて、部品の経年劣化により溶融・発火の恐れがあるためリコール(無償交換)します」

という事態になっていました。

古い15-inchディスプレイのノートPCですが、

「HDDをSSDに換装」「メモリも8GBに増設」

しているので今でも現役で快適に使えています。

※ただし、2025年秋にはWindows 10 がサポート終了になるため近々にPCを交換予定

 

DynabookのACアダプターのリコール内容

Dynabook株式会社のWebサイトからサポートページを訪問すると、

「重要なお知らせ」として掲載されていました。

ポイントは以下の通りです。

  • Dynabook(東芝製ノートパソコン)に同梱およびオプション販売されたACアダプターの一部において
  • 材料の劣化により発煙・発火に至る可能性があることが判明
  • アダプター生産期間:2008年4月から2012年12月
  • 対象のACアダプターの交換・回収プログラムを実施(無償交換)
  • 申請すれば新しいACアダプターを無償で発送してくれる
  • リコール対象のACアダプターは(後日送られてくる)回収箱(佐川急便)に入れてDynabook株式会社に返送する

なお、今回の回収プログラムは、2018年6月22日に発表したACアダプター回収プログラムの交換対象範囲を拡大したものだそうなので、「過去に確認したけど対象外だった」ケースでも再確認をしてみると良いでしょう。

また、「交換対象のACアダプターを使用している場合は、ノートパソコン本体及びコンセントからACアダプターを外し、使用を直ちに中止」することが推奨されています。

(引用元:Dynabook株式会社のWebサイト:サポート

 

消費者庁からも注意喚起が公表

一方で、消費者庁からも注意喚起が出ていました。

消費生活用製品の重大製品事故:リコール製品で火災等(ACアダプター(ノートパソコン用)、照明器具(充電式))(1月26日)

ポイントは以下の通りです。

  • 該当のACアダプターをノートパソコンに接続して使用中に火災警報器が鳴動したため確認すると、当該製品を溶融し周辺を焼損する火災が発生していた
  • 当該製品を含む対象製品について、製造上の不具合によりDCプラグ部の絶縁性能が低下し、異常発熱して発火に至るおそれがあることが判明
  • 事故の再発防止を図るため、2018年6月22日に製造販売者のウェブサイトへ情報掲載を行うとともに、同月25日に新聞社告を行い対象ACアダプターをお持ちの方に対しリコール(無償部品交換)を実施している

一応、私も情報通信&エレクトロニクス業界にてエンジニアとして30年以上働いてきましたので、仕事上で「ACアダプターの不良」の経験はそこそこあります。

2000年代中盤には(ADSLとか光ファイバとかの)回線終端装置に付属していた中華製ACアダプターにおいて、「電解コンデンサの容量抜けが想定外に劣化が進んで数年で使えなくなる」ことが判明して「メーカーが無償交換を実施」する事態になった案件に巻き込まれたこともありました。

ただし今回の不具合症状は

「DCプラグ部分の製造上の不具合により絶縁性能が劣化する」

と報告されていますので、

「DCプラグがショート状態になることでACアダプターが異常発熱を起こして溶融する」

のだろうと推測できます。

ショート状態になった際の保護機能にも欠陥があったのかも知れません。

従って、もしも疑わしいACアダプターを使用している場合は

「DCプラグ部分や本体が異常に熱くないかどうかチェックする」

のが大事かと思います。

※私は既に別のDynabook製ACアダプターに交換済み

 

リコール対象となったDynabook付属のACアダプターの見分け方

パッと見で「リコール対象かな?」と疑った方がいいACアダプターは

DCプラグがストレートになっているものです。↓

Dynabook ACアダプター リコール(無償交換)

私がDynabookで使用していた付属のACアダプターもまさにこれでした。

リコールの掲載情報を見て直感的に「あっヤバイな、たぶんリコール対象だろうな」と思いました。

あとACアダプターに「TOSHIBA」と書いてあるのもポイントです。

5年くらい前からはACアダプターには「Dynabook株式会社」って書かれています。

(つまり、ACアダプターにDynabookって書かれていれば安心ということですね)

リコール対象かどうか調べる方法:

  • 製品番号(製品型番)
  • 製造番号(シリアル番号)

を調べてメモっておきます。

Dynabook ACアダプター リコール(無償交換)

あらかじめ調べておいた「部品番号」「製造番号」を

以下のサイトに入力すればリコール対象かどうか判定してくれます。

ACアダプター交換・回収対象の判定サイト

私が使っていたACアダプターは対象品でしたので、

判定後に表示される「新しいACアダプターの発送先」として

住所・氏名・電話番号を入力して登録すれば、リコールの手続きは完了です

ちなみに、私が使用中のACアダプターの製品番号は

「G71C0009S210」だったので、まさにリコール対象でした。

 

それでも私はDynabookを使い続けます

再就職した今の仕事は毎日のようにノートPCを触っています。

(本職はネットワークやサーバーのITインフラですが;)

中小企業ですので新品のノートPCを調達したり設定したりもします。

不具合や特別なリクエストをPCユーザから受けて、現場に駆け付け、調査や対策をすることもあります。

色々なメーカーのノートPCを日常的に触っていますが、

「品質的にはDynabookが最もよい」

「派手さはないけど一番信頼できるノートPC」

というのが私の評価です。

例えば100台の新品ノートPCを購入したとすると、

「HPやLenovoは3-4台の初期不良品が混じっている」のに対して、

「Dynabookは1台も初期不良がないのが実態です。

という訳で私は「今後もDynabookを使い続けよう」と思っています。

以上ご参考になれば幸いです。

 

関連記事:

にほんブログ村

記事がお役に立った際はポチっと応援をお願いいたします。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ
にほんブログ村 犬ブログ トイプードルへ
にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ

当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介、適格販売により収入を得ています。