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オールドMTB レストア奮闘記 (番外編) ~ 失敗談・注意点

オールドMTBレストア リアホイール交換 ディスクブレーキ化

こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。

2022年の秋に挑戦した「オールドMTBのフル・レストア」から約1年が経過しました。

この1年間は通勤のため毎日のように乗っていますが、

そこそこのパーツ代と手間暇(工数)を掛けた甲斐があってか、

今のところ愛車は不具合や故障もなく好調です。

「素人がやった自転車レストアにしては上出来かな」

とは思っています。

そこで今回は

「オールドMTBのフルレストアの振り返り(失敗点、注意点)」

をご紹介してみようかと思います。

 

2022年秋に挑戦した「オールドMTB フルレストア」のおさらい

私が乗っているオールドMTBですが1990年代後半に会社の後輩から格安で譲ってもらった

「ブリジストン製のマウンテンバイク」

です。(当時10万円以上したみたいです)

当時としてはハイグレードなアルミフレーム。

軽量かつ剛性が高くて、通勤で毎日乗っている内に非常に気に入ってしまいました。

もともと私は自転車や自動車を自分でメンテナンスするのが好きで、

(実家が自営業でガソリンスタンドという事情も影響していますが)

「自動車のオイル交換」や「自転車のタイヤ交換」等はDIYでやっていました。

そんな感じで、

愛車の「オールドMTB」についても20年以上にわたりパーツを色々と交換しながら乗り継いでいます。

24年目を超えたタイミングの2022年になると各パーツが色々と劣化が目立ってきたため、買い替えではなく

フルレストアに踏み切りました。

■ フル・レストアの内容

  • フロントチェーンホイール交換
  • ボトムブラケット交換
  • ペダル交換
  • フロントサスペンションフォーク交換
  • フロントのホイール交換
  • フロントのディスクブレーキ・キャリパー取り付け
  • リアのスプロケット換装(ロースペーサー取り付け)
  • リアのホイール(ディスクローター付)交換
  • リアのディスクブレーキ・マウントアダプターの取り付け
  • リアのディスクブレーキ・キャリパー取り付け

この工程を3日に分けて作業したのでした。

 

失敗談その1:間違った軸長のBBを購入した

実は、ボトムブラケット(通称 BB、下の写真のパーツ)については

軸長を勘違いして最初にネット通販で購入したものがフィットしなかったため

直ぐに取り外して(幸いにも自転車専門店が隣駅にあるので当日中に)買い直しました。

 

オールドMTBレストア フロントチェーンホィール/BB/ペダル交換

シマノのボトムブラケット:BB-UN300

軸長の見極めに失敗しました。

誤:いま装着しているBBと同じ軸長 (113mm) のBBを購入した ⇒ X 

正:購入するフロントチェーンホイールが推奨する軸長 (123mm) のBBを購入する ⇒ ◎ 

軸長が10㎜も短いと、流石にクランクシャフトの取り付けが出来なくて「あっ」ってなりました。汗;

取り外した軸長の短いBBは後でヤフオクで売れたのでゴミにせずに済んで良かったのですが、

パーツ調達の時点でしっかり見極めが出来なかった点は反省点です。

【反省点と教訓】

  • フロントチェーンホイールを交換するのであれば、BB (ボトムブラケット) の軸長も変わる可能性があるため注意する。
  • BB (ボトムブラケット) は、購入するフロントチェーンホイールが推奨する「軸長」を購入すること。

 

失敗談その2:間違ったバブル規格のタイヤチューブを購入した

次の失敗点としましては、

「間違ったバルブ規格のタイヤチューブを購入してしまった」

ことです。

これまではずっと「英式バルブ」(ママチャリで標準のバルブ)で20年以上乗ってきました。

自転車のタイヤチューブのバルブ規格は

「英式、仏式、米式の3種類の規格」

あることは知っていたのですが、

新古品状態のホイールセットを購入した時点でのバルブ規格のチェックを怠ってしまいました。

 

オールドMTBレストア ディスクブレーキ化

今までの流れで「英式バルブのタイヤチューブ」を購入したのですが、

ホイールセットとタイヤ、タイヤチューブが揃った時点でフィットチェックをしたら

「あっ」汗;;

ってなりました。

ホイールのバルブ用の穴が小さくて「仏式」用の大きさだと気付いたのです。汗;

誤:英式バルブのタイヤチューブを購入した ⇒ X 

正:仏式バルブのタイヤチューブを購入する ⇒ ◎ 

幸いにも自転車専門店が隣駅にあるので当日中に買い直しました。

 

英式バルブのタイヤチューブも後でヤフオクで売れたのでゴミにせずに済んで良かったのですが、

先にホイールセットが届いた時点でしっかりチェックしておくべきでした。

【反省点と教訓】

  • 前後のホイールを交換する場合は、バルブを通す穴の仕様が仏式か米式か英式かをチェックする。
  • 2010年以降に製造された本格的なMTB用ホィールは仏式バルブ仕様になっていることが多い。

ちなみに「仏式バルブ」の方がおススメです。

空気圧を適正な状態で長期間保てるようになり、いつも接地摩擦が少ない状態で乗りやすいです。

 

 

失敗談その3:あわてて仏式&米式の空気入れを購入した

新しいタイヤチューブは仏式バルブの付いたものを購入しましたので空気入れが必要です。

最初は(これまた素人考えですが、汗;)

「手持ちのママチャリ用空気入れ(つまり英式バルブ用、ブリジストン製の安いやつ)に

英式⇒仏式の変換バルブを取り付ければよいだろう」

くらいに思っていました。

しかし冷静に考えると、以下の理由から

「仏式&米式バルブ両用の空気圧メーター付き空気入れ」

を急遽購入することになりました。

  • ママチャリ用(つまり英式バルブ用)空気入れは空気圧が分からない
  • フロントサスペンションフォークがエアサスで米式バルブ仕様
  • こちらも空気圧管理が必要
  • つまり仏式と米式の両方のバルブ規格に適合する空気入れが必要

バルブについてはこれまで英式バルブしか触った事がなくて、

仏式バルブ、米式バルブの特徴を理解していなかったことが反省点でした。

【反省点と教訓】

  • 英式、仏式、米式のバルブの特徴を事前に調べて理解しておく
  • ロードやMTBの世界では仏式バルブが標準になっている(たまに米式バルブもあるらしい)
  • 空気圧管理されたタイヤやフロントサスペンションフォークの方が乗りやすい

 

以上の失敗談は、

私が(知ったかぶりをした)素人に近いことが図らずも露呈した形になっていますが、

「失敗を恐れていては達人にはなれない」

「失敗は成功のもと」

という事で、

これからオールドMTBをフルレストアしよう!

と計画している方のお役に立てれば幸いです。

オールドMTBレストア リアホイール交換 ディスクブレーキ化

 

あちこちのパーツを交換しながら自転車のレストアを続けていると、

もう「世界に1台しかないオールドMTB」となり、まさに「相棒」です。

 

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