こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
私は10年くらい前から休日だけですが自分で珈琲豆を挽いて飲んでいます。
でも家族で珈琲を飲むのは私1人なのでコーヒーメーカーなどは購入したことがなくて、
今まで「コンパクトなセラミック臼の手動コーヒーミル」を使っていました。
それで、ずっと「面倒だな」っと思っていたのが
「珈琲豆を挽く(ひく)時間が長い」
ことでした。
そこで、同時に早期退職した(同い年の)珈琲焙煎に詳しい友人にアドバイスを頂いて、
久しぶりに自分の嗜好のために奮発出費して、ステンレス刃の手動コーヒーミル
「タイムモア」(TIMEMORE)
を購入してみました。
1万円以下で購入できる「4次元NC加工したステンレス刃」を使用した中華製ですが、
実際に使ってみて「思いのほか性能・コスパが良かった」のでご紹介します。
以前はセラミック臼のコーヒーミルで3分以上も挽いていた
これまで使っていた手動のコーヒーミルがこちら。
セラミックの石臼のような構造です。
「珈琲豆を細かく刻む」というよりも「粗い石臼で挽く」って感じでした。
「お湯を沸かしている間に挽けばいいじゃん!」
って思ってこれまでやってきたのですが、
「珈琲豆を挽く時間がやけに長いな〜」
って思っていました。
1人分の焙煎豆を挽くのに3分くらいかかります。
それから、電動ミルの様に一定の大きさの粒にはならず粉が多くなります。
例えて言うと、ホールペッパーのミルに近い感じ?
セラミックの石臼式だからでしょうか?
細かい粉もかなり生じます。
「挽いた後に石臼を洗わないと衛生上すっきりしない」
「細かい粉が目詰まりしてドリップの後半になるほど速度が落ちる」
という点にモヤモヤしながらも10年くらい使用してきました。
(10年間で同じ機種の買い替えを2回しています)
ステンレス刃の手動コーヒーミル 「タイムモア」TIMEMORE を購入
そのモヤモヤが積もりに積もったのか?
たまには少し奮発してステンレス刃の本格的な手動コーヒーミルでも買ってみようか?
という気になりネットで色々と調べてみて何機種か候補を探しました。
コマンダンテ:
ドイツ製の手動コーヒーミルの最高峰です。
価格は4万円くらいします。!!
高杉晋作で手が出ません(悲)。
1Zpresso(ワンズィープレッソ):
台湾製でコマンダンテの次にコーヒー通の評価が高いです。
価格は2万円前後です。!
これもちょっと高い。私にとっては。
TIMEMORE(タイムモア):
中国製で最近になって徐々に知名度が上がってきているそうです。
ステンレス刃の中では最安だと思います。
価格は1万円以下、8千円くらいです。
週に2~3回しか使わない私は「さすがに1万円以上は出せないな」
という判断で、選んだのは中国製の TIMEMORE (タイムモア)でした。
ヤフオクで「タイムモア」"TIMEMORE" を購入した
またまた「ヤフオク」の登場です。
この タイムモア (TIMEMORE) 手動コーヒーミルは、
どうやら上海の会社が製造・販売しているのですが、
中国から購入?輸入?して海外発送となると時間がかかるし送料も高いので、
在庫を持っていそうな国内発送(送料無料)の出品者から購入してみました。
送料込みで、7,800円くらいだったと思います。
落札してから3日ほどで届きました。
おおっ!外箱は予想外にしっかりとしたオーラを放っています。
開けてびっくり!かなり本格的です。
取り出してみたところ。
専用の袋やハケが付属しています。
ステンレス製の刃は他の類似製品と同じパーツのように見えますね。
いいことだらけ「タイムモア」で充分満足
重量が結構ありますが、片手で持っても数分間なら疲れない程度の重さ。
早速、同時に早期退職した珈琲焙煎研究家の友人から分けてもらった、
パプアニューギニア産の焙煎豆で試してみました。
まずハンドルをパカッと外して1人分の焙煎した珈琲豆を投入。
ダイヤルで挽きの粗さが調整できるので「中間~やや細め」にセット。
ガリガリと挽いてみると、、
「砕くという感じではなくて、刻んでいる感じ」です。
ものの20秒くらいで1人分の珈琲豆を挽くことが出来ました!(驚)
石臼式と比べてみると
- 粒度が揃っている
- 細かい粉が気にならないくらい少ない
- 挽く時間が1/5に大幅短縮
いいことだらけです。
また、
粉が出ないのでお掃除が楽!
付属の「ハケ」でササッと落とせます。
ハンドドリップしてみた感想としては、
- 粉が少ないので均一に膨らんで「蒸らし」が良い感じ
- フィルタが目図まりしにくいせいか、最後までお湯が落ちる速度が落ちない
といった感じでいいことだらけです。
コスパ最強、タイムモア (TIMEMORE) コーヒーミル
今のところの個人的な評価としては
「タイムモア (TIMEMORE) の手動コーヒーミルは、コマンダンテのGood Copyで廉価版」
という感じです。
過去10年くらいにわたりセラミック石臼式を使用してきて、
「珈琲豆を挽く時間が長いな~」
「細かい粉が気になるな~」
と思いながらも我慢してきましたが、そのストレスから解放されて
「早く、楽しく、均一な粒度で挽くことが出来て」
とても満足しています。
同じ焙煎豆でもコーヒーミルの性能が良いと
更に美味しいコーヒーが楽しめますのでオススメでございます。(笑)
P.S.
ちなみに私と同時に早期退職した仲間が「自家焙煎珈琲 made in ログハウス」
をやっていまして、美味しいコーヒー焙煎豆を通販していますので、
もしよろしければお試しください。