久しぶりに瀬戸内地方の実家に帰省して今日で3日目です。
初日は真鯛狙いの海釣りに行きました。
1年ぶりの釣行で10年ぶりの好釣果に「私にも運がふってくることもあるんだ」と思いました(笑)。
2日目は自営業の店舗の雑用(片付け、掃除、古いPCの廃棄作業)をしながら、ふと釣りのことを思い出して、
「普段やらない事・非日常的な事ことをやってみると、これからの生き方・働き方のヒントになるかも」
と思い、アウェイでブログを書くことに。
ところが、私は軽量のノートPCを持っていないので、丸腰で瀬戸内地方の実家に来ています。(汗;)
そこで、兄貴に「何でもいいから使えるノートPCを貸してもらる?」と相談したところ、出てきました!?△
私が姪っ子(兄貴の娘)に10年前にプレゼントしたノートPCが。。
こんな古いスペックのノートPCにWindows 10はインストールできるのか?
そのノートPCをよく見ると2008年製、今から(2020年当時)12年前です。
う~ん、こんな古いマシンにWindows 10は入るんかいな?(なぜかここだけ関西弁、笑)
- CPU: Core2 Duo 2.2GHz
- OS: Windows 7 SP1 / 32bit オペレーティングシステム
- メモリ: 4GBに増設済み(32bit OSの限界)
- ストレージ: SSD (128GB) に換装済み(2018年に私が換装済みでした)、空き容量もOK
- グラフィックスカード: DirextX 11
- ディスプレイ: 1280 x 800
Windows 10のシステム要件をマイクロソフトのサイトで確認した所、
ギリギリ要件は満たしていることが判明しました。
※近いうちに「Windows 10における32bit版のOEM提供の終了」が予定されていますが、セキュリティパッチや機能アップデートの提供などサポートは継続されます
Windows 7 から Windows 10 へのアップデート
使い物になるかどうか分かりませんが、事前調査の結果では「Windows 10 のインストールはできそう」です。
ならば、と事前にHDDからSSDに換装をしました。
参考記事: 少し古いノートPCを爆速化 ~ HDDからSSDへ換装(前編)
SSD化して快適な使用感になったところで、Windows 7 から Windows 10 へアップデートしてみます。
こちらのマイクロソフトのサイトから「今すぐアップデート」を選択して作業開始。
注意事項:
- Windows 7 が正規ライセンスで認証済みあること
- Windows7の場合は、SP1 (Service Pack 1) にアップグレードされていること
- Windows8の場合は、8.1にアップグレードされていること
- C:ドライブの空き容量が10GB以上あること
- 周辺機器は外しておく(USB接続など全て)
- デバイスドライバの相性を事前に確認しておく
以下のように途中まで作業は順調でした。
(が、やがてトラブルが発生します、汗;)
ライセンス条項 ⇒ 「同意する」
実行する操作 ⇒ 「今すぐこのPCをアップデートする」
ダウンロード ⇒ 順調に進捗しています
メディア作成 ⇒ ここも順調です
トラブル発生「更新プログラムのダウンロードが始まらない」
ここでトラブルが発生しました。
「待てど暮らせど、一向に更新プログラムのダウンロードが始まる気配がない」のです。
4時間くらい待って、もう痺れが切れました、「これはトラブルだ」と。
そこで取ったトラブルシューティングが以下。
- 「更新プログラムをダウンロードしています」の状態で強制的にウィンドウを閉じる
- (クリーンアップも一向に終わらないため止むを得ず)
- Ctrl+Alt+Delete キーでタスクマネージャーを起動
- 実行中のセットアップを強制終了
- PCを再起動
- "C:\ESD\Windows" のフォルダに setup.exe を発見!
- 直接 setup.exe を管理者権限で実行
- 今回は「更新プログラム、ドライバー、オプション機能の入手」という画面で「今は実行しない」を選択
★これが重要!★
つまり「更新プログラムのダウンロードを後回し」にしました。
Windows 10 へのアップデートが始まった!
すると間もなくして、Windows 10 へのアップデートが開始されました。
w (やった~)
何度か勝手に再起動を繰り返したした後、
1時間も経たないうちにWindows 10 へのアップデートが無事に終了しました。
Windows 10 が無事にインストールできた後に「更新プログラムの構成」に進みます。
次は、「デバイスのプライバシー設定」をします。
今回の私の場合は「診断データ以外はすべてOFF」としました。
ドライバの更新もスムーズに終了しました。
最後にWindows Updateを実行して最新のパッチまで全て適用。
さすがに+1時間くらいかかりましたがSSD化のおかげで予想よりも早く終わりました。
こんな2008年製の、今となっては「かなり低スペックのノートPC」でも、
Windows 10 は「そこそこ快適に」動作することがわかりました。(驚)
ポイント&まとめ
私の場合、MediaCreationToolも試してみましたが、同じ結果でした。
どうしても「更新プログラムのダウンロードで、全然うんともすんとも言わない」死んだようになりました。
今回の Windows7 から Windows10 へのアップデートにて遭遇した
「更新プログラムをダウンロードしています、がいつまで経っても進捗しない」
というトラブル脱出の決め手は、
- 「直接、C:\ESD\Windowsにあるsetup.exeを実行して」
- 「更新プログラムの入手を後回しにする」
ことでした。
その結果、比較的スムーズにその後の作業が進捗しました。
いまのところドライバ周りでも不具合は発生していないようです。
途中トラブってかなり焦りましたが、これで
- 2008年製の古い32 bit ノートPCでもWindows 10 にアップデートできる
- そんなノートPCでもWindows 10 はそこそこ快適に動作する
ことが分かったのは収穫でした。
以上ご参考になれば幸いです。