こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
先日、2年くらい使用してきたGoogle AdSensの「自動広告」をOFFにしました。
AdSense広告の審査にパスしてから3年ちょっと経ちましたが、
最初から自動広告をONにしていたわけではありません。
その経緯をご紹介しますので、審査をパスして「さあ、これからAdSense広告の設定をしよう」という方のご参考になればと思います。
最初の1年は自動広告はOFFのままでした
当ブログのテーマは有料テーマである "AFFINGER (ACTION)" を使用しています。
テーマ自体、「AdSense広告をどこに表示するか」を比較的簡単に設定できるように工夫されています。サイドバー広告や記事下広告を手動で設定することから始めました。
自動広告の存在自体はその頃から知っていたのですが、手動広告設定と自動広告設定の2つを同時に使うとコンフリクトが起きそうな予感がしたので自動広告はOFFのままでした。
ちなみに、AdSenseヘルプページには自動広告の説明が掲載されています。
自動広告とは、コンテンツを収益化するためのシンブルで革新的な方法を提供する広告フォーマットです。
自動広告では、各ページに同じ広告コードを 1 つずつ設置します。
コードを追加すると、高い成果が見込める最適なタイミングで自動的に広告が表示され、
快適なユーザー エクスペリエンスが提供されるようになります。
(引用元:Google AdSenseのヘルプページ)
自動広告をONにした理由とその内容
自動広告は必要ないとの判断で最初暫くはOFFのままで運用していたのですが、
ONにした理由はこれです。
- アンカー広告がカッコよく見えてしまい使いたくなった
- 記事内に1つくらい広告があっても良いと思った
- 全画面広告でクリック数が増えることを期待した
アンカー広告とは?
スマホ画面の最上部に固定されて横長の帯状に表示される広告のことです。
オーバーレイ広告とも呼ぶそうです。
よく画面の最上部にマクドナルドの広告が表示されるアレです。
全画面広告とは?
サイト内で画面遷移する際に、スマホ画面の全画面に表示される広告のことです。
強制的に全画面の広告を表示するため、クリック数を稼げる効果が期待できる反面、「うざい」とユーザの気分を害して離脱率が上がる可能性が無視できません。
私の場合はおもに「アンカー広告を使用する」「記事内に1つだけ埋め込み広告を出す」
という目的で自動広告をONにしてみました。
全画面広告は、たまに様子見でONにしていたくらいの運用でした。
なぜ自動広告を再びOFFにしたのか?
1年半くらい「自動広告ON」で運用してみた結果は、期待に反してイマイチな結果となりました。
- アンカー広告は「間違ってタップしてしまった」くらいの効果しかなかった
- 全画面広告をONにすると直帰率が上昇した
私のブログは「じっくり読んで頂く記事」を大事にしていますので「ろくに記事を読まずにサイトから離脱してしまうユーザが増える」のは大問題です。
つまり
- 自動広告の良さが実感できなかった
- ユーザに不快に思われるデメリットを上回るような効果はなく、むしろ逆効果に感じた
という事になります。
第2の理由としては、記事内に1つだけ出すように設定した「記事内の自動広告」でしたが、
「そこに広告を表示しちゃダメでしょ」という場所にしか表示してくれなかったのです。
例えば、吹き出し会話の直前とか途中とかです。
「吹き出し会話」は時に難しい解説をしたときなどに「頭をちょっと休めて頂く」「ほっこりして頂く」「笑いを誘う」ことを目的で入れたりしていますが、
そこにAdSenseの自動広告が割って入られると「頭をちょっと休めて頂く」どころか
「なに、この邪魔な広告は!」と気分を害してしまいます。
自動広告OFF⇒ON⇒OFFにした「まとめ」
最初うち暫くは自動広告OFFで運用していた理由:
- 手動広告と自動広告がコンフリクト(お互いに邪魔しあう)すると思った
自動広告をONにした理由:
- アンカー広告がカッコよく見えた
- 1つくらい記事内広告があっても良いと思った
- 全画面広告でクリック数が増えることを期待した
最終的に自動広告をOFFにした理由:
- アンカー広告は「間違ってタップしてしまった」くらいの効果しかなかった
- 記事内広告は「そこだけはやめてくれ」という場所にしか表示してくれなかった(吹き出し会話の直前とか会話中とか)
- 全画面広告をONにすると直帰率が上昇した
私のブログは「ほぼ趣味の領域」になっているので、「あれやこれやとAdSense広告をいじるのは逆効果」と反省した次第です。
以上ご参考になれば幸いです。