※2024年5月更新
毎日のように前を自転車で通っている「麵屋ふう」のシャッターには「2024年4月で閉店しました」と張り紙がしてありました。
最後にくくられたメッセージ「今までありがとうございました」が店主のお人柄を端的に表しています。
街中に新たに数軒のラーメン屋が進出したことも影響しているのかも知れませんが、
はっきり申し上げて、そんじょそこらの「とんこつラーメン屋」と比較しても、
コロナ禍前の「麵屋ふう」(全盛期)にはかなわないと思います。
成瀬の名店の味を引き継いで、更に進化させた「隠れた名店」でした。
かつての「雷文」「進化」と同様に「店主の才能を感じた数少ないラーメン屋」でした。
ただ、そう言う私自身もコロナ禍になると同時に(リストラによる早期退職で)無職になったりして、
コロナ禍前のように足繁く通うことが出来なかったので申し訳なかったです。
いままで美味しいラーメンをありがとうございました。
店主の才能が今後も生かされる事を切に願っております。
こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
コロナ禍になる前は、週に1度くらい個性的なラーメン屋とか外食チェーン店で外食するのが密かな楽しみでした。
いまは飲食店の営業時間が20時までなので気軽に外食することが難しくなっていますが、そんな時代でも耐え忍んで頑張っているお店が幾つかあります。
それで、今回は私が一番好きな「とんこつラーメン店」の「麺屋ふう」 @町田 をご紹介したいと思います。
雷文から始まったラーメンマニアでした(過去形)
ラーメンに関しては20年くらい前、まだラーメン・ガイドブックも種類が限られていた頃、都内・多摩地区・川崎・横浜を中心にラーメン食べ歩きをしていた経験があります。
ラーメンの食べ歩きを始めたキッカケですが、1997年頃にふらっと食べに行った「雷文」(室蘭ラーメン)でした。
まだ女将さんがテレビに頻繁に出演するようになる前だったと思います。
雷文のラーメンを食べて衝撃を受けて、それ以来あちこちにわざわざ出向いて食べ歩きをするようになりました。
でも私のラーメン食べ歩きは10年くらいで幕を閉じることになりました。
45歳を過ぎたあたりから、それまで大好きだったラーメンやトンカツが、大好きではなくなったからです。
でも今でも「そこそこ好き」であることは変わりません。(笑)
いま一番好きなラーメン屋さん「麵屋ふう」
なぜ「麺屋ふう」のラーメンが一番気に入っているのか?
結論から申し上げると、アラシックス(四捨五入したら60歳)になった今でも「スープを全部飲み干すことが出来る」からです。
確かに「進化」とか「81番」とかもスープを全部飲み干すことが出来るんですが、
※絶対無理なのは横浜家系とかジローインスパイア系とか(笑)
特筆したいのは、
「とんこつラーメンでありながらスープを全部飲み干すことが出来る」
という点です。
味に五月蠅いうちの奥さんもココのラーメンは文句一つ言わずに食べています。
お店の外観:(駅からは徒歩8分くらいあります)
券売機で券を買うと、カウンター席があります。
その奥にテーブル席が2島あります。
以前、よく家族で来てはこのテーブル席に座っていました。
おすすめは「とんこつラーメン・スペシャル」
私がよく注文するのは全部の具材がのっている「とんこつラーメン・スペシャル」です。
ゴマや紅ショウガといったトッピングも取り放題です。
辛子高菜は店主にお声がけすると壺で出してくれます。(いまは有料:30円みたいです)
いつも麺の硬さは「硬め」を頼んでいます。
今どき、この美味しさのラーメンで全部乗せのスペシャルでも1000円以下で食べられるのはありがたいです。
この日は年甲斐もなく替え玉を頼んでしまったので、
スープは最後の一口だけ残しましたが、ほぼ完食です!
ごちそうさまでした!(相変わらず美味しかったです)
「麵屋ふう」の場所はここです
駅からこっちの方面に歩いてくるラーメン好きな人は、
だいたい「ラーメンおやじ」に吸い込まれて行きます。
あそこはあそこで美味しいので味噌ラーメン好きな人はそれで良いと思うのですが、
博多ラーメン的なものが好きで
「一風堂や一蘭はあちこちにあるし~」
という方には
「麵屋ふう」
をおススメする次第です。
場所はコチラです。
ちなみに、店主から頼まれてこの記事を書いた訳ではありませんし、
「この記事を見た」と言っても例えば味玉とかが無料になる訳でもありません。(笑)
半年くらい前(無職になってまだ日が浅い、コロナの非常事態宣言が明けた頃)
「始めたばかりのブログにこのお店のこと載せてもいい?」
と店主に言った事はあるものの、それ以来会話していないし、
特段の常連客という訳でもありません。
という感じで何の利害関係もございませんが、町田にお越しの際は超おススメの一杯です。
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