こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
50代後半で早期退職して数ヶ月間の無職生活を経て何とか再就職したはいいものの、新しい職場は教育関係なので男性職員はスーツの着用が必須でえす。(夏季はノーネクタイで半袖シャツ)
それで仕方なく20年ぶりにスーツやシャツを数着新調しました。(と言ってもウォッシャブルのコスパ重視のものです)
この辺の出費は「再就職に際しての必要経費」と割り切っていますが、「ネクタイ」は20〜25年くらい前に買い揃えたもので凌いでいました。
90年代のネクタイが幅広でかっこ悪い
ある日職場の洗面所で何気に鏡に映った自分の衣服を眺めていたら、
新調したスーツ・ジャケット・パンツは今どきの細いシルエットなのに対して
「ネクタイの幅が広くてバランスが悪い」という事に気づきました。
※気づくのが遅い!(汗;; 笑)
ネットで調べてみると、今どきの標準的なネクタイの幅は 8cm前後 であることがわかりました。
これに対して20年前~30年前に購入したものは 10cm前後 でした。orz
気に入っていたり愛着のあるネクタイだけを残していましたので、捨てるのは忍びないです。
で、駅の近くにある洋服のリフォーム屋さんに「ネクタイの幅詰め」を2本ほど注文してみました。
そのリフォーム屋さんは良心的な価格設定で、クーポン割引すると
ネクタイ2本の幅詰めのお直し料金は4,500円でした。(1本あたり 2,250円)
それなりに納得感のある料金ですが、まだ手元には幅広のネクタイが5本以上は残っています。
何でも自分でやってみたがりのロコ父さんなので、「残りの2-3本はネクタイの幅詰めを自分でやってみる」ことにしました。
その作業プロセスを写真付きで丁寧に解説します。
今どきのネクタイ幅は7cm~8cm
そこで実験台として取り出したのが1本のネクタイ。
1993年頃にサンフランシスコ中心街のAquascutum直営店で購入した思い出の一本です。

とても27年前のものとは思えないほどキレイ。
モノは確かに良いのですが、ネクタイの幅は 9cm以上です。 orz

まずはネクタイの大剣を分解
数少ないネット上でのネクタイ幅詰め方法を参考にして、早速分解して行きます。

ループを外して、大剣裏の縫い目の糸を切って行きます。

やっぱり情報通信系のエンジニアとして30年以上やってきた自分は、同じ分解にしてもノートPCの方が得意なんだ、と改めて認識しました。(汗;)

分解すると中から芯が出てきました。
袋状になっている所にしまわれているので外に取り出してみます。

これで大剣部分が取り出せました。

ネクタイの芯の余計な幅部分を切り取る
7.5cm幅になるように印を付けます。
裁縫用のペンと長い定規を使って、細い輪郭の線を引いておきます。

で、切れ味の良い(これ大事!)ハサミでチョキチョキと切って行きます。

少し切り過ぎの感はありますが、だいたい7.5cmくらいになりました。

ここまで来たときに(既に時刻は深夜に近かったと思いますが)「グラ、グラ、グラ」と割と大きめの地震が来ました。
その後はネクタイの幅詰め作業を中断してニュースで地震速報に見入ってしまったので、続きは翌日の午前中に持ち越すことにしました。
幸いにも人的被害はそれほど多くない模様にホッとしました。
後編に続く: