こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
「犬の術後服の手作り」
に挑戦してみましたので、
作り方をレポートしたいと思います。
実はロコちゃんが生後8ヶ月になった頃、
色々と悩んだ末に避妊手術を受けることにしました。
術後の経過は良好で傷口も1週間位で塞がるとの事ですが、獣医の勧めで
「術後服」(エリザベスウェア)
を着せることになりました。
本来はシャンプーハットの様なエリザベスカラーを首に付けて、
傷口を舐めることが出来ない様にするのですが、
フィットするエリザベスカラーがすぐには入手できなかったため、
術後服を着せるになりました。
抜糸して傷口のかさぶたが取れるまで約1週間くらい、
ロコちゃんは術後服を着て過ごすこととなりました。
術後服の1着目は既製服を購入
1着目は市販の術後服を購入しました。
着用した写真がこちら。
手術してまだ1日くらいしか経過していないためか
すっかり元気が無くなってしまい、ぼーっとしていますが、
服のサイズは合ってそうです。
素材は綿ではなく通気性の良い化学繊維みたいです。
市販のエリザベスウェアはマジックテープで脱着できるように作られています。
傷口はお腹にあるのですが、そこは保護しつつ、
おしっこ・ウンチをする所はちゃんと開いています。
術後服の2着目は手作りに挑戦
でも「3日も着たら洗濯するので、もう1着欲しい」という事になりました。
そこで、
術後服の2着目は、ロコ父さんが手作りしてみることになりました。
もしも上手く作れなくてボツになった場合は既製服を買うことが条件です。(汗;)
犬の術後服の製作方法:
(オレ流手作り術後服、笑)
- 既製服を型紙(デパートの包装紙など)の上に乗せて細字マジックで輪郭を写し取る
- はさみで型紙を切り抜く
- 20数年前に使用した1歳児用の服(綿100%)を納戸の収納ケースの中から引っ張り出してくる
- 背中の中心線に沿って半分に割るように切る
- 型紙に合わせて切り抜く
- 背中の中心線に沿った部分にヒモのペアを3-4箇所ほど作る
これで「オレ流手作りエリザベスウェア」の完成!です。
ポイントは以下の通り。
- 1歳児用の綿100%の服がベース
- 襟部分は幼児服のまま流用
- 手と足の穴をハサミで空ける
- おしっこ&ウンチが出来るように凹みを作る
- 背中の部分は幼児服の「端っこ」の部分を細長く切り取って3~4箇所ほど「ひも状に」切り取る
着せてみた写真がこちら。
おおっ、なんとピッタリ!
背中側はヒモとヒモの間から毛が出ているのがわかります。
胸元にはフリルが付いていて可愛らしく仕上がりました。w
「手作り術後服の型紙」に使える見開き写真
ご紹介した「手作り術後服」の型紙になる写真を掲載しておきます。
(2022年10月更新)
「前足と後ろ足の穴の間隔」については、
犬種によってcm単位で変わってくると思うので、
予め実物のワンちゃんでおおよその間隔を測ってから、
ハサミで穴をあけるのが良いと思います。
(うちのトイプードルの場合は25cm弱でした)
定規をあてて写真を撮りましたので、
実物大に拡大して(白黒でよいので)紙に印刷すれば、
「手作り術後服の型紙」
として使えると思います。
写真撮影時は、ベースとなった「綿100%の幼児服(1歳児用)の古着」は
既に購入してから20数年が経過していますが、
防虫剤と一緒にタンスにしまってあるせいか
案外綺麗だったのには驚きました。





犬の術後服とは?その役割、選び方、エリザベスカラーの代わりになるウェアについて
by わんちゃんホンポ
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