こんにちは、ヤス@ロコ父さんです。
当ブログも開設してから3年半が経過しましたが、WordPressのテーマは AFFINGER を使い続けています。
AFFINGERについての感想ですが、特に不満もないし、これまで困ったこともあまりないので、1万5千円は高いなとは思いますが、まあ許容範囲かと思っています。
AFFINGER の「いい所」
- 使っている人が多い(=つまり仲間が多い)
- ソフトウェアのバグFixが早く進んで枯れる(=安定する)のも早い
- 設定でわからない時はググれば大抵は答えが見つかる(=設定方法あるいは不具合情報が共有されるのが早い)
例えば、私が契約社員として働いている職場では
サーバーにしてもパソコンにしてもWindowsやLinux(RHEL/CentOS)をいじることは日常茶飯事ですが、
Mac OS (OS X) を触らざるを得ない状況になると、
とたんに「あ~」とか「う~」などのうめき声が出る
のと同じかと思います。;;(笑)
ググっても、
- 業務で使う場面でのネタが少なかったり
- MacOSのバグなのに、きちんと解説されていなかったり
- しれっとソフトウェアバグの修正リリースをリリースしたり
と「MacOSって自己チュー過ぎないか?」と困る場面がたびたびあります。
90年代はコテコテのMacファンだった私ですらこれなのですから、仕事で25年以上Windowsしか触った事がないという同世代の同僚などは、もっとアレルギー反応を示しています。(笑)
ちょっと話が横道に逸れてしまいましたが、
2023年の秋になってからようやくAFFINGER5 から AFFINGER6 にアップデートしたこともあり、今回は
- どんなプラグインを使っているのか?
- プラグイン利用の考え方や遍歴
などをご紹介したいと思います。
AFFINGERを使っているなら AIOSEOは不要
WordPressのプラグイン利用において、
この3年間で最も大きな変化点は「AIOSEOをアンインストールした」ことです。
※ AIOSEO: All in One SEO
WordPressをいじくり始めた当初は、教科書的な書籍を購入して勉強しましたので、「SEO対策としてAIOSEOは必須ですっ!」という教義に忠実に従っていました。
使い始めた頃は、各投稿記事のAIOSEOが自動的に計算してくれる評点スコアを見て、
「60点の投稿記事と90点の投稿記事の違いは何だろう?」
と勉強になることはありました。
ですが、
「90点だからと言ってクリック数が多くなる訳でもなく」
結局は、
「検索キーワードの組み合わせに対して如何に記事がそれにマッチしているかどうか?」
「記事自体のコンテンツの有益性というか価値次第」
という事に徐々に気付かされたのです。
特に各記事の「メタ・デスクリプション(記事の要約、アピールポイント)」をきちんと書き始めた辺りから、
「なんだかAFFINGERとAIOSEOの機能が重複していて使いづらいな~」
と思っていました。
ある日ネットで調べてみたら、
「AFFINGERのテーマを使っているならAIOSEOは不要」
「むしろAIOSEOによりサーバーの表示レスポンスが悪くなるだけ」
という記事を読んで、「ああ、やっぱりそうか!」と合点がいきまして
それで早速AIOSEOプラグインをアンインストールした過去があります。
WordPressのプラグインは最小限にしましょう
私が仕事で実践している事とも共通しているのですが、
- 不要なアプリをインストールしない
- 不要なサービスを動かさない
- 不要なプロセスを動かさない
が大事だと思います。
WordPressのプラグインについても同じで、
「なんかおススメだから入れておこう」
というノリでやってしまうと
「サーバーの負荷が上がってサイトの表示速度が遅くなる」
という悪影響しかない状況になる可能性がありますので注意しましょう。
WordPressプラグインを入れ過ぎることによるリスク:
- サーバーの表示レスポンスが低下する
- セキュリティ脆弱性の懸念箇所が増える
- テーマとプラグインの機能が重複したり競合したりして不具合の要因が増える
特にAFFINGERテーマとAIOSEOプラグインという組み合わせにおいては、
- グーグルアナリティクス (GA) の連携機能が重複/競合している
- メタディスクリプションの機能が重複/競合している
- テーマ自体がSEO対策に力を入れているのでプラグインでやる価値が薄い
ということが1年くらい付き合うと見えてきました。
インストールしているプラグイン一覧
以下が、AFFINGER6のテーマを使っている環境でロコ父さんが使用しているWordPressのプラグインの一覧です。
- Advanced Editor Tools
ブロックエディター (Gutenberg) とクラシックエディター (TinyMCE) を拡張/強化
- Autoptimize
CSS、JavaScript、画像、Google フォントなどを最適化することでWordPress Webサイトの応答を高速化
- BackWPup
WordPressのコンテンツバックアップ用
- Bing Webmaster URL Submission
Bingウェブマスター・ツールとの連携用
- Classic Editor
クラシックな?標準的な?エディターです
- Contact Form 7
お問い合わせページ用
- PS Auto Sitemap
サイトマップ生成用
- Really Simple CAPTCHA
問い合わせフォームのCAPTCHA生成用
- Redirection
古いカテゴリ名/記事名をリダイレクトするため、ルールを作成してリダイレクト、404 エラーを定期チェック
- SUGOI MOKUJI LITE
記事の目次を作成(AFFINGER6の無料オプション)
- W3 Total Cache
WordPress Webサイトの高速化のためのキャッシュ機能用、X-SERVERの「APCuオブジェクトキャッシュサービス」を利用する設定
注意点:「遅延読み込みがデフォルトで有効」になってるが、元々設定していたAFFINGERの遅延読み込みと競合(表示不具合)を起こしたので無効にした
- WebP Upload
JPEG画像アップロード時にWebPフォーマットを自動生成、画像の軽量化
- WP Multibyte Patch
WordPress のマルチバイト文字の取り扱いに関する不具合の累積的修正と強化
- WP-Optimize
定期的にデータベース内のWordPress関連テーブルのクリーンアップ、記事の古いレビジョンを定期的に削除
- XML Sitemap & Google News
Googleクローラー向けXMLサイトマップ生成用
まぁ、問い合わせ(フォームに入力するとメールが来る)も月に数件のみなので、
スパム対策としてインストールしたキャプチャ用プラグインはもしかして不要なのかも知れません。
表示速度向上のためのキャッシュ機能用プラグインについては
- W3 Total Cache
- WP Super Cache
のどちらを使うべきか?(はたまた使わない方が良いのか?)悩ましい所でしたが、
結局、X-SERVERのAPCuオブジェクトキャッシュサービスに親和性が良さそうなW3 Total Cache をインストールして使っています。
こんな感じでいい加減なところもありますが (;^_^A)、
WordPressのプラグインについては、標準的・おすすめ・高速化に最低限必要なコースになっているのではないかと(勝手に)思っています(笑)。
以上ご参考になれば幸いです。
参考記事: