こんにちは、ロコ父さんです。
2020年も終わりが見えてきた12月のことでした。
当時所属していた事業部(カンパニー)の経営不振により事業構造改革が始まりました。
いわゆる 「リストラ」 ってやつです。
過去10年間にわたり当事業部は売り上げも利益もほぼ緩やかな右肩下がり。
8年前に新規事業立ち上げでこの事業部に異動してから、何度かリストラを見てきましたが、今回は7年ぶりの大リストラです。
20%に相当するプロダクト&サービス、当然のことながら組織自体が年度末までに撤退&廃止の方針となりました。
併せて「特別優遇制度」付きの早期退職(希望退職)の募集も始まりました。
これまでは何とか弾をよけ続けていた私も、遂にリストラの直撃を受けて、
「担当PJの廃止」
「自分の居場所が4月から無くなる」
こととなり「激動の1年間」を過ごすことになったのでした。
目次
早期退職に応募する前の心境
私の場合は悲しいかな
「特別優遇制度付きながらも、早期退職募集が開始されてから締め切りまでわずか1ヶ月半」
という時間的余裕が無い状況でした。
その短い期間に、少しは「グループ会社への異動」や「他社への転職」を模索して、懸命にもがいてみましたが時間切れアウトでした。
会社全体としては、20年以上在籍している期間中5回くらいリストラが実施されましたが、今回は私にお鉢が回ってきました。
同じ大学から入社した同期の7人は、いつの間にか半分以下になっていました。
「原則リモートワーク、出社するのは週に1回」ってなっていましたので、何だか「居るのか居ないのか分からない(これはお互いに)まま、自分は早期退職した」感じになってしまいました。
早期退職した直後の心境(1-2ヶ月間)
幸いにも経済的な不安要素は殆どありませんでしたが、
「次が見えていない無職」は初めての経験でした。
雇用保険や健康保険などの手続きをこなしながら、自分の気持ちの整理に努めていたように思います。
退職金の特別割り増しについて
経営者側からすれば(今はその経営者も会社には残っていませんが)
「退職金の特別割り増し」という「お金で解決しましょう」という提案に私が乗った訳ですが、後悔はしていません。
ただ退職金の割り増しって世間はどうなんだろう?と気にはなり、色々と調べてみた事もありました。(相対的な比較なんか、意味ないんですけどね ...)
私の場合は、
「どうして早期退職の募集に応募してしまったのだろう?」
と後悔をしたことは無くて、
「どうやったら自分の次の生き方が見つけられるんだろう?」
という事に悩んでいました。
おそらく、ある程度の達成感があったんでしょうね。
偶然にも、早期退職した直後にコロナ禍が襲ってきました。
「泣きっ面に蜂」という面は勿論ありますが、
無職になった自分が、平日昼間にスーパーでブラブラしていても目立つことなく、カムフラージュしてくれた面もあったのは、今でも記憶に残っています。
以上ご参考になれば幸いです。
【ご参考】私が早期退職する前後でよく見ていたブログ:
同じ境遇の方の貴重な経験談に励まして頂き、ありがとうございました!😊