早期退職のノウハウ・体験談

早期退職を決断する前後の「心構え」「心の葛藤」(総集編2)

[Photo: PAKUTASO]

こんにちは、ロコ父さんです。

2020年も終わりが見えてきた12月のことでした。

当時所属していた事業部(カンパニー)の経営不振により事業構造改革が始まりました。

いわゆる 「リストラ」 ってやつです。

過去10年間にわたり当事業部は売り上げも利益もほぼ緩やかな右肩下がり

8年前に新規PJ立ち上げでこの事業部に異動してから何度かリストラを見てきましたが、

今回は2013年以来、7年ぶりの大リストラです。(7年ぶりに退職金の特別割り増しが大きい)

事業部が取り扱うプロダクト&サービスの約20%がディスコン対象となり、

当然のことながらそれらを担当する組織自体も年度末までに廃止の方針となりました。

それにあわせて「特別優遇制度」付きの早期退職(希望退職)の募集も始まりました。

これまでは何とか弾をよけ続けていた私も(笑)、

遂にリストラの直撃を受けて、「担当PJの廃止」「自分の居場所が4月から無くなる」

こととなり「激動の1年間」を過ごすことになったのでした。

 

早期退職に応募する前の心境

私の場合は悲しいかな

「特別優遇制度付きながらも、早期退職募集が開始されてから締め切りまでわずか1ヶ月半」

という時間的余裕が無い状況でした。

その短い期間に、少しは「グループ会社への異動」や「他社への転職」を模索して、懸命にもがいてみましたが時間切れアウトでした。

■早期退職するきっかけ

 

■早期退職募集が始まった

会社全体としては、20年以上在籍している期間中5回くらいリストラが実施されましたが、今回は私にお鉢が回ってきました。

同じ大学から入社した同期の7人は、いつの間にか半分以下になっていました。

■早期退職前の1ヶ月間

「原則リモートワーク、出社するのは週に1回」ってなっていましたので、何だか「居るのか居ないのか分からない(これはお互いに)まま、自分は早期退職した」感じになってしまいました。

 

早期退職した直後の心境(1-2ヶ月間)

幸いにも経済的な不安要素は殆どありませんでしたが、

「次が見えていない無職の生活が始まった」のは初めての経験でした。

雇用保険や健康保険などの手続きをこなしながら、退職金の運用を考えたり、生活防衛のために出費が少なくなるように工夫したり、とりあえず次にやること(ブログを始めてみる)を考えたり、自分の気持ちの整理に努めていたように思います。

 

■再就職するまでは生活防衛

■そう言えば父親もリストラで脱サラして自営業を始めた

■自分は会社人間だったのか?

 

退職金の特別割り増しについて

経営者側からすれば(今はその経営者も会社には残っていませんが)

「退職金の特別割り増し」という「お金で解決しましょう」という提案に

私が乗った訳ですが、後悔はしていません。

ただ退職金の割り増しって世間はどうなんだろう?と気にはなり

色々と調べてみた事もありました。

(相対的な比較なんか、意味ないんですけどね ...)

 

■割り増し退職金

 

私の場合は、

「どうして早期退職の募集に応募してしまったのだろう?」

と後悔をしたことは無くて、

「どうやったら自分の次の生き方が見つけられるんだろう?」

という事に悩んでいました。

偶然にも、早期退職した直後にコロナ禍が襲ってきましたので、

「泣きっ面に蜂」という面はありましたが、

無職になった自分が平日昼間にスーパーでブラブラしていても目立つことなく

カムフラージュしてくれた面もありました。

同じ出来事でも、良い面と悪い面は常にあるものです。

辛いと思う出来事でも、良い面にも目を向ける気持ちを忘れずにいたいものです。

以上ご参考になれば幸いです。

 

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